女優、モデル、グラビアなどさまざまな分野で活動するタレントの真島なおみ。そのあざとさや美貌から“彼氏に近寄らせたくない女”としても知られている。そんな彼女のオススメの漫画は、あの手この手で彼氏を奪おうとする“ウザい女”たちの生態を描いたコミック「彼氏の周りに湧くウザい女たち」だという。本命彼女を下げるような発言をしたり、二番目でもいいからと迫ったり…。そんなやっかいな女たちを、ピュアで一途なゆうき君がバッサバッサとぶった切っていくという痛快なラブコメディ。そんな同作の魅力について、真島なおみに話を聞いた。
こういう子、芸能界にも結構いるんです
――「彼氏の周りに湧くウザい女たち」を読んで、率直にどう思いましたか?
実は本のなかに出てくる“サバサバ女”のエピソードを、Twitter上で読んだことがあったんです。すごくバズっていて、「この女の子、すごいイライラするな」って思って(笑)。そうしたら「彼氏の周りに湧くウザい女たち」にそのエピソードが収録されていて、「あ、一冊になったんだ!」とびっくりしました。
――すごい偶然でしたね!
そうそう。だから勝手にうれしい気持ちになりました。一冊通して読んでみて思ったのは、とにかく読み応えがあるな、と。「こういう子いるいる!」っていうエピソードがたくさん載っているし、しかもイライラするところとスカッとするところが絶妙に混ざっていて、すごく満足感のある一冊でしたね。あとはゆうきくんが本当に素敵な男性で! 絶対にブレないし、最後にゆうきくんの過去が明らかになるじゃないですか。そこで読んで、「こういう過去があったからこそ、いまの彼女を大切にしているんだな」と納得しました。
――とても楽しまれたようですが、本作に登場する“ウザい女”たちの中で、特に身近にいたら嫌だな…と思うキャラクターはいましたか?
まずはエピソード13の“偽りの天然ぶりっ子 養殖女子”。あの子は本当に嫌ですね。もしも彼氏の周りにそういう清純ぶってるような子がいたら、困ります。でも、芸能界にも結構いるんですよ。男性スタッフさんの前では「え~、わたし天然じゃないですよ~」とか言ってぶりっ子しちゃうような。ただ、いま思うと、わたし自身も若い頃はそうだったのかもしれません。18歳くらいの頃は絶対的な自信があって、自分は最強だと思っていたんです。まぁ、若かったんですよね。
それと、エピソード5と6の"お姉さん女子”も! 「一度ハメ外したら楽になるよ?」と誘惑する場面があるんですが、「ちょっと、他人の彼氏をなにそそのかしてんだよ!」って思いました。こういう子、本当に嫌です。
――どのキャラクターも非常にリアルだったんですね。
特にリアルだなと思ったのは、エピソード1や5に出てくる、オフショルを着ているのにブラ紐が見えている子。本当にいるんですよ。わざとなのか、薄ピンクとか赤のブラ紐を見せている子って。「なんで下着を見せるの? おかしくない!?」って思っちゃう。
もちろん、マンガとしてオーバーに描かれているとは思いますけど、「いるいる!」って子ばっかりでしたね。だから作者さんの観察眼がすごいし、とてもお上手だなと思いました。
「彼氏の周りに湧くウザい女たち」を読む(全10回)
第1回 「最近彼氏とうまくいってなくて…」隙あらばサシ飲みに持ち込むワンチャン狙い女子第2回 自称“サバサバ女子”、でも本当はただ口と性格が悪いだけ…
第3回 あざとい!“彼女さん重くないですか?”と上目遣いで聞いてくる後輩女子
第4回 飲み会に現れる、彼女持ちの男を合コンに誘う先輩女子
第5回 痛快!“悲劇のヒロイン女子”をぶった切る、彼氏の一言
第6回 インスタで匂わせ投稿ばかりする女子にイライラが止まらない!
第7回 “食事は男が奢るべき?”に対する彼氏の神回答に共感の声!
第8回 女同士の熾烈な戦い!彼氏自慢が止まらないマウント女子
第9回 キャラの変え方エグすぎ!男の前でだけぶりっ子な“偽りの天然女子”
第10回 「浮気は男の本能だから…」言い訳ばかりの不誠実な男に物申す!
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