若い頃は周囲の男性に“好きの種”を蒔いていた
――本作に登場するような“ウザい女”と、実際に遭遇してしまったらどうしますか?
彼女たちに共通しているのって、他人の彼女を下げるようなことを言うスタンスってことだと思うんです。でも、実際に目の前にそういう子がいて、わたしを下げるようなことを言ってきたとしても、上手にかわします。そこでぶつかったら一緒じゃないですか。いい女でいるためにも、わたしは他人を貶めるようなことはしたくないですね。
ただ、険悪なムードにもしたくないので、その場ではうまく合わせますよ。本当は仲良くないのになにか思惑があって話しかけてきたとしたら、「あ、久しぶりだね」って笑顔で対応します。厄介事には巻き込まれたくないですし。
――すごく大人な対応ですね!
でも、それはあくまでの仕事の場での話ですね。そこに好きな人が絡んできたら、わたしもイラッとしちゃうかもしれませんし。
――では一方で、共感できる“ウザい女”はいましたか?
うーん…どうだろうな…。先程あげた“偽りの天然ぶりっ子”はわかるところがありますね。若い頃は好奇心旺盛だったので、いろんなところに“好きの種”を蒔いていたんです。もちろん、相手に彼女がいたら潔く引くんだけど、そうじゃない相手には肉食な部分が顔を出していたんですよ。
――でも、種を蒔いたら一気に寄ってきませんでしたか?
それが楽しかったんですよ。わたし、ハンター気質が強いんです。許容範囲の男性がいたら、とりあえず全員いっちゃえ、みたいな(笑)。でも年齢を重ねていくうちに許容範囲が狭くなっていって、種もばら蒔かなくなりました。
――真島さん自身も「彼氏に近寄らせたくない女」と言われていますが、そのことについてはどう感じているんですか?
自分の彼氏の周りにわたしみたいな女がいたら、わたしでも嫌ですね(笑)。わたしって意外としっかりしてるんですよ。それで「実はいい子なんだ」と思ってもらえる。彼女さんとも仲良くできますし。でも、そういう女が一番厄介だと思いませんか? 「彼氏に近寄らせたくない」っていうマイナススタートだったのに、蓋を開けてみたらいい子だったって、すごい厄介なギャップですよね(笑)。
だから、わたしもこの作品に出られるかも。ただ、あえて彼女持ちの男性には近づきません。その気になれば落とせるかもしれないけれど、すぐに乗り換えるような男性と付き合うのって、不安になるじゃないですか。
「彼氏の周りに湧くウザい女たち」を読む(全10回)
第1回 「最近彼氏とうまくいってなくて…」隙あらばサシ飲みに持ち込むワンチャン狙い女子第2回 自称“サバサバ女子”、でも本当はただ口と性格が悪いだけ…
第3回 あざとい!“彼女さん重くないですか?”と上目遣いで聞いてくる後輩女子
第4回 飲み会に現れる、彼女持ちの男を合コンに誘う先輩女子
第5回 痛快!“悲劇のヒロイン女子”をぶった切る、彼氏の一言
第6回 インスタで匂わせ投稿ばかりする女子にイライラが止まらない!
第7回 “食事は男が奢るべき?”に対する彼氏の神回答に共感の声!
第8回 女同士の熾烈な戦い!彼氏自慢が止まらないマウント女子
第9回 キャラの変え方エグすぎ!男の前でだけぶりっ子な“偽りの天然女子”
第10回 「浮気は男の本能だから…」言い訳ばかりの不誠実な男に物申す!
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