デビュー45周年の矢野顕子、オリジナルアルバム『音楽はおくりもの』8月25日リリース 盟友ら迎えバンド編成にこだわり制作
矢野顕子が、8月25日(水)にオリジナルアルバム『音楽はおくりもの』をリリースする。矢野顕子名義でのアルバムは、2018年11月に発表した全編コラボレーション『ふたりぼっちで行こう』以来約3年ぶり。1976年7月25日のデビューアルバム『JAPANESE GIRL』のリリースから45周年を迎える記念すべきタイミングでの発表となる。
同作では、アルバムのために制作された新曲をはじめ、コロナ禍のNYと日本をリモートでつないで制作された「愛を告げる小鳥」、アニメの主題歌でもある「大家さんと僕」、さらにはスペシャルなカバー曲を含む全10曲を収録予定。
コロナ禍で音楽活動も普段通りに行うことが難しい状況の中、矢野にとっては盟友ともいえる林立夫、小原礼、佐橋佳幸を迎え、全編を通しバンド編成にこだわって制作。バンド編成でのフルアルバムは2008年に発表された『akiko』以来約13年ぶりで、45周年のキャリアを経てなお新作を届け続ける矢野が、改めて音楽への愛や情熱を詰め込んだ、アニバーサリーを飾るにふさわしい作品となる。なお、収録曲の詳細は後日発表される。
また、同作では、45周年記念限定盤(CD+Blu-ray)、通常盤(CD)、レコード(1LP)の3種類をリリース。“45周年記念限定盤”と銘打たれた初回盤には、昨年2020年12月に行われた「さとがえるコンサート2020」のライブ映像を収録したBlu-rayが付属する。
「さとがえるコンサート」は矢野にとって毎年恒例の公演で、昨年は、予定されていたライブや来日の延期や中止を余儀なくされたもどかしい状況のなか、人数は制限されたものの久しぶりに観客の前での演奏が実現した、例年以上に感慨深い特別な公演となった。
Blu-rayには、この日パフォーマンスされた、矢野の代表曲「春咲小紅」「ラーメンたべたい」「クリームシチュー」から、新曲「愛を告げる小鳥」まで全17曲が収録。人気曲満載のBlu-rayと新曲が多数収録されるCDで、矢野のこれまでと現在を楽しむことができる。
矢野顕子 コメント
辞世の句というものがある。自分が世を去る前にあらかじめ用意しておくものもあるらしい。矢野顕子の場合、『音楽はおくりもの』はそういうものかもしれない。
ポップソングを作り続けて何年経ったのかわからないが、こういうものが作れたこと、そして一緒に作り上げる仲間に恵まれて、わたしは幸せです。すっごく。
2021年8月25日(水)発売
■45周年記念限定盤(CD+Blu-ray) 7480円(税込)
・CD収録内容/限定盤・通常盤共通
配信中の「愛を告げる小鳥」「大家さんと僕」を含む全10曲を収録
※収録曲詳細は後日発表
・Blu-ray収録内容/限定盤のみ
2020年12月13日NHKホール「さとがえるコンサート2020」をBlu-rayで高画質で収録
■通常盤(CD/紙ジャケ仕様) 3300円(税込)
■レコード(1LP) 4950円(税込)
オフィシャルサイトhttps://www.akikoyano.com/