「そう簡単に死ぬかよ!アニメでさっ!」 “白富野”屈指のコミカル作品「ザブングルグラフィティ」がBS12にて放送
毎週日曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「日曜アニメ劇場」。6月13日(日)は、1982年に放送されたテレビアニメ「戦闘メカザブングル」を再編集し、新作カットを加えた劇場版作品「ザブングルグラフィティ」を放送する。
かつて地球と呼ばれていた“惑星ゾラ”を舞台に、庶民階級「シビリアン」の少年・ジロンが巨大ロボット“ウォーカーマシン”を操り、親の仇への復讐、さらにはゾラの支配階級「イノセント」との戦いに身を投じていく姿を描いた「戦闘メカザブングル」。
1980年代のサンライズロボットアニメの中でも、西部劇的な世界観や明るいキャラクターによるコミカルなストーリーで独自の魅力を持つ作品として知られる一方、主人公たちが自身の搭乗機を乗り換えていくなど、さまざまな要素でその後のロボットアニメに影響を与えている。
本作には総監督を務めた富野由悠季をはじめ、富野と共同で原作を務めた鈴木良武や、共同で脚本を執筆した荒木芳久、五武冬史、吉川惣司、伊東恒久ら豪華なスタッフ陣が集結。また、数々のアーティストに楽曲を提供した馬飼野康二が音楽を担当しているので、そちらも注目だ。
「ザブングルグラフィティ」あらすじ
“惑星ゾラ”と呼ばれている地球。ここは「盗んだ物も3日間守り通して逃げのびれば自分の物になる」という掟がまかり通る無法の星となっていた。ある日、荒野に行き倒れていた少年・ジロン(CV:大滝進矢)が、少女・ラグ(CV:島津冴子)に率いられた盗賊団「サンドラット」に救われる。
ラグたちと共に交易商人・エルチ(CV:横尾まり)のバザーへ向かったジロンは、新型ウォーカーマシン“ザブングル“を強奪するが、エルチの追っ手との交戦中、親の仇・ティンプ(CV:銀河万丈)を目撃。ティンプの後を追ったジロンは、ゾラの支配階級「イノセント」の聖域にまで侵入してしまう。
エルチのランドシップ“アイアン・ギアー”は、いつの間にかクルーとなっていたジロンらを加え旅を続ける。だが、ジロンの身勝手な行動に引きずられる形で、アイアン・ギアーはイノセントと敵対することになってしまう。一方、艦内ではエルチとラグの“女の争い”も激化していく。
そんな中、ジロンはイノセントから新型ウォーカーマシン“ウォーカーギャリア”を奪うが、エルチをさらわれてしまう。責任を感じ、エルチを捜し求めるジロンだったが、イノセントに洗脳されたエルチは、アイアン・ギアーの前に敵として立ちはだかる…。
6月13日(日)夜7:00-8:45
BS12 トゥエルビにて放送
※今後の「日曜アニメ劇場」ラインナップはHPでチェック!
https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/