千葉雄大「成長しているところがこれなんて、バカみたい(笑)」
――前作の放送後、反響などはありましたか?
千葉:そうですね、反響を言っていただくことは多かったですし、前作のときは家で過ごしていた方も多かったので、そういう世の中で癒されたみたいな言葉をたくさんいただきました。こう言ってはなんですが、僕の想像していた以上に大きい反響をいただけたので、本当にうれしかったです。
伊藤:「いいね!光源氏くん」の放送が始まってからは、たくさんの現場で「おもしろいね」とか、「癒された」とか、良い意見や感想をいただけたので、うれしかったですし、作品に携わることができてよかったと思いました。
――前作の撮影から変化したことや、成長したなと感じることはありますか?
千葉:そうですね…。変わっていたいと信じたいのですが、何も出てこないということはそういうことなのだと…(笑)。なにかあるっけ?
(2人で相談…)
千葉:あ、でも、あるまじきだと思うのですが、楽しくなると我々2人だけの空気感になってしまうので、「し~ずん2」では視野が広くなったと言いますか、呼ばれたらすぐ行くみたいな…切り替えがうまくなりましたかね?当たり前なのですが(笑)。
成長しているところがこれなんて、バカみたい(笑)。
伊藤:恥ずかしいね。27歳と32歳だよ!(笑)
そうですね。前作は、仲良くなるところから始まって、楽しくなっておしゃべりに夢中になることはあったのですが、今回は楽しみつつ、現場にもちゃんと集中している…なんか恥ずかしいな~(笑)。
――今作では、光と沙織の恋模様が描かれますが、お互いのどのようなところに引かれたのだと思いますか?
千葉:光は、源氏物語の世界で接してきた女性たちとは違う、現代の女性ということもありますが…。沙織はやっぱり屈託のない感じとか、一緒にほほえましい日常を共有できるみたいなところに光は引かれたのかな?と思います。
伊藤:光くんの“キュンキュンポイント”は、例えば壁ドンのような分かりやすいものではなくて、現代の人たちが回りくどく考えることをすごくシンプルに答えを言ってくれるところです。
もちろん、男性としての魅力もありますが、接していて心が洗われるような存在というのは、沙織にとってすごく魅力的に映ったと思います。
沙織が仕事でめちゃくちゃ疲れていたところに光くんが現れるんですよね。そんなとき、光くんは癒しであり、きれいな存在の人が近くにいるって、すごく心地よかったんだと思います。
毎週月曜夜10:45-11:15
NHK総合にて放送