雑誌に自分の名前が大きく出ることがとてもうれしい
――では、ご自身のことも聞かせてください。まず、性格を自己分析すると、どんな性格ですか? フリントに似ている、ということなので、何となく分かってきましたが…(笑)。
そうです(笑)! 元気と明るさは一番の私の取り柄だと思っていて。どんなときでもその場を楽しんじゃうし、何か…子供っぽいですかね(笑)。今はコロナ禍で難しいですが、人と会ってお話しすることもすごく好きなので、今(インタビュー)も楽しいです!
――2014年にデビューされて、約7年経ちました。振り返ってみて、いかがですか?
元々芸能界のお仕事に興味はなかったんですが、ドラマ「1リットルの涙」(2005年フジテレビ系)を観て、私も人の心を動かすような仕事がしたいと思って憧れ始めました。でも、この7年、走り始めてからはあっという間だったんですけど、それまでが長かったな、という感覚があって。しばらくは、もう辞めようかなっていう瀬戸際にいたので、今こうしているのが奇跡というか…。でも今が楽しいって思えるので、諦めずに続けてきてよかったな、と思います。
――“走り始めるまで”の時期を乗り越えられたモチベーションは?
一緒にレッスンを受けていた子たちが活躍している姿を見るたびに、私ももっとできたんじゃないかな、とかいろいろ考えてしまって…。今は1人暮らしなんですけど、走るのが好きで、実家にいたときは、近所にある大きな公園を走っていて、そういうことを思い出すと、突発的にブワーッて走りたくなるんですよ。「何でできないんだー!!」って(笑)。その後、家に帰って、母に思いをぶちまけて…っていうのをよくしていましたね。家族も応援してくれていたし、やはりずっと女優への憧れがあったので、続けてこられたのかな、と思います。
――女優のほかにも、モデルやグラビアなど、いろんなジャンルのお仕事をされていますが、それぞれの面白さはどんなところですか?
グラビアは、雑誌に“森日菜美”っていう名前がドーン!って出ることがうれしくて。その日は主人公になれる、みたいな感じで。撮影もそうです。運転手さん、ヘアメ-クさん、スタイリストさん…いろんなスタッフのみなさんが私のために動いてくださるのが本当にありがたいなと思います。モデルは、YouTube「ar web」でやらせていただいているのですが、まだ正直慣れていなくて。カメラに向かってヘアケアとかメークを紹介するので、モデルというか、ちょっとYouTuberになった気分です(笑)。
もり・ひなみ
2001年3月30日生まれ、東京都出身。B型。
2014年「東宝芸能創立50周年記念オーディション」に合格し、2016年「校庭に東風吹いて」で映画デビュー。現在はモデル・ラジオなどでも活躍中
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