またすれ違い…視聴者ショック「もどかしい」
駿の想いは、駿目線のエンディング“サイドB”で語られた。
「逃げてほしくない。問題を片づけないで、目を逸らして逃げると…後悔する。俺みたいに。…そうなってほしくない」
一見厳しいこの言葉は、うまくいかなくなった店を放り出して逃げた自分自身の経験から出た、駿の素直な思いだ。逃げたことを後悔した日々があり、きちんと謝ってやり直したことで、新たなチャンスを手に入れた。だから、大切な真柴には、逃げて後悔する人生を送ってほしくない。
そんな、真柴の幸せを心底思うからこそ出た言葉が「逃げるな」の一言だった。演じる横浜の、射貫くように真っすぐな視線が、駿の本気の思いを切ないほどに訴えかけてくる。
だが、それを真柴本人にうまく言葉にして伝えられるほど、駿はまだ自分の経験を消化しきれてはいなかった。結果、強い言葉だけが真柴に届いてしまい、苦しんでいる彼女をさらに追い詰めた。
せっかく仲直りしたのに、またすれ違ってしまった2人。視聴者からは「切なすぎる…駿くんが優しいからこそ言ってるのがわかるだけにつらいよ」「自分と同じ思いしてほしくなかったんだよね。思いが伝わらないのがもどかしい」「駿くん、まっすぐすぎるし不器用すぎるよ!!」といった声が上がり、Twitterでは「#着飾る恋」がトレンド上位に浮上する反響となった。次回、6月22日(火)は最終回を放送する。