川口春奈が主演を務める火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の最終話が6月22日に放送された。最後は、シェアハウスのメンバーがそれぞれ自分の道を見つける爽やかな展開。ラストシーン前にトルコへ旅立った“シャチ”こと祥吾(向井理)のトリッキーな告白に、視聴者から歓声が上がった。(以下、ドラマのネタバレがあります)
真柴を救った一言「みんなって誰?」
大ヒットしたドラマ「恋はつづくよどこまでも」をはじめ、幅広い世代の女性の共感を呼ぶ脚本で人気を博す金子ありさが手掛ける同作。きれいに着飾ることで自分の居場所を得ていた真柴くるみを取り巻く恋物語で、第6話からは、真柴がかつて思いを寄せていた元社長・“海の王者・シャチ”こと祥吾も加わり、真柴(川口)と駿(横浜流星)、祥吾の三角関係にも注目が集まっていた。
特に9話ラストは、駿とぶつかり救いを求めてきた真柴を祥吾が抱き締める、という衝撃展開。視聴者の間では、若くて真っすぐな駿と、大人の余裕を漂わせる祥吾それぞれにファンがつき、“駿派”“祥吾派”の盛り上がりを見せていた。
そんな中、放送された最終回。インスタの炎上騒ぎで落ち込み「みんなを怒らせて、迷惑かけて…」と落ち込む真柴を、祥吾は「みんなって誰?本当に迷惑を掛けた人には謝ればいい。でもそれ以外の“みんな”なんてどこにいるの?携帯から離れたらそれで終わり。大したことじゃない」と励ました。
若くして会社を立ち上げ、社長として人生経験を積んできた祥吾ならではの、地に足のついたアドバイス。SNS上での出来事に動揺する真柴には、何よりも沁みる言葉だったろう。視聴者からも「シャチの言う通り!みんなって実態がないから恐ろしい」「この落ち着いた声に励まされる。この言葉はシャチが言うから活きるんだと思う」「シャチの言葉、めちゃめちゃ刺さった。精神安定剤」などの声が上がった。
TCエンタテインメント
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