――スーパーヒーロー“ガンディーン”の勇姿は見ものですが、お二人にとっての理想のヒーロー像は?
奥野:やっぱり、カッコイイ人かなと。僕は小さい頃、熊川哲也さんに憧れて、ずっとクラシックバレエをやってきました。いつか、熊川さんみたいになれたらいいなって。誰かに憧れられるような存在がヒーローなのかなと思います。
小芝:私はアンパンマン! 自分の“顔”を困っている人に分け与えてあげるなんて、なかなかできることではないと思うんです。どんな時も、優しくて温かい存在。子どもたちの人気者ですし、今でも大好きです。
――特撮モノにちなんで、何かに「変身」できるとしたら?
奥野:う~ん、難しいなぁ。
小芝:私は超絶イケメンになって、女の子にモテたい! カッコよくエスコートしたり、ちょっとドキッとさせたり。女の子を喜ばせたいです。
奥野:僕はアイドルになりたいです。
小芝:男性の?
奥野:そうです。歌って踊れるなんてカッコイイじゃないですか。
小芝:奥野さんもダンスがうまいんです。
奥野:そんなことはないです。僕は根が暗いタイプなので(笑)、キラキラしている存在に憧れがあるんです。
――2020年から「ステイホーム」という言葉が浸透し、家にいる時間が増えてきたと思いますが、最近はどんなことをしながら過ごしていますか?
奥野:以前よりも、さらに映画やドラマを見る時間が増えました。仕事柄、いろいろなジャンルの作品を見ています。特に人間味を感じられる作品がお気に入り。ちょっと前ですけど「ボヘミアン・ラプソディ」はシビれました! すっかり、QUEENのファンに。そういう、思いがけない出合いがあるから楽しいです。
小芝:今、部屋の模様替えをしていて、家具も全部新しくしたからずいぶん雰囲気が変わりました。白が基調だった部屋をシックというか、かっこいい感じに。物を入れる箱はシルバーにして、観葉植物などを置いて緑もいっぱいに。この部屋には、どういう時計が合うのか。ゴミ箱はどうしようかなって考えながらネットショッピングをしている時間が好きです。
◆取材・文:月山武桜/ヘアメーク:牧野裕太、竹下あゆみ/スタイリスト:三宅剛、成田佳代/衣装協力:ete