6月23日、東京・渋谷の東急シアターオーブにて「SHOWTIME」のマスコミ関係者ゲネプロが開催され、同エンターテインメントショーで舞台初共演、共同プロデュースした米倉涼子と城田優がゲネプロ後、記者陣の取材に応じた。
ニューヨーク・ブロードウェイの偉大なクリエーターたちにトリビュートを捧げ、コロナ禍で大打撃を受けた演劇界にエールを送りたい、という願いから企画された同公演。
米倉が愛してやまないミュージカル「シカゴ」(初演版)で脚本や演出・振付を手掛け、米倉と城田が2人を結びつけた稀代の振付師、故ボブ・フォッシーを思い、ミュージカル「シカゴ」「ピピン」「キャバレー」など厳選した珠玉のミュージカルナンバーを、森崎ウィン、JKim、大澄賢也、中尾ミエ、前田美波里をはじめキャスト陣と共に披露する。
「シカゴ」が上演予定だったがコロナ禍で中止に。「エンターテインメントの力を届けたい」との思いでこのショーが立ち上がったが、城田は直前まで別のミュージカルに参加していたこともあり、3日ほどで仕上げたという。
米倉はゲネを終えた今の心境を聞かれ、「思ったより忙しくてビックリしましたが、1つのショーが実現したことに感動しています」としみじみと明かし、城田も「正直、ゲネですらできるかという不安があったんですけど、それこそエンターテインメントの力がすごいなと思って。他の方のパフォーマンスを見ていると、自然と力が湧いてくるというか。まだまだ至らないところはたくさんあるんですが、今は一安心して胸をなでおろしています」と素直な気持ちを告白。
6月23日~27日(日)
東京・東急シアターオーブにて上演