市川がメンバー13人の魅力を徹底解説
――ということで、デビュー前からmiaoを見て来られた市川さんに、メンバー個々の魅力を教えていただきたいと思います。まずはエメラルドグリーン担当の碧月このみさんから。
このみちゃんは、髪をピンクにしていてビックリしました(笑)。miaoのイメージカラーでもありますし、お披露目ライブを観た人も“ピンクの子”って覚えてくれたんじゃないかなって。人数の多いグループにいると、髪型とか髪の色が印象に残りますから、こういう個性の出し方もすごくいいと思います。
――次は、パステルブルー担当の有栖楓乃さん。
かのちゃんは、自分でも「偏差値は高いけど頭が弱いって言われます」って言っていましたが(笑)、すごくゆったりしています。ふんわりしていて、ひとりだけ時間の流れが遅い感じ。すごくかわいくて好きですね(笑)。おっとり系だけど実は知性的でもあるっていう点も武器になると思います。
――続いて、ライトオレンジ担当の石田萌依さん。
もえちゃんはすごくお金持ちなんじゃないかって思います。特技が乗馬ですからね(笑)。上品さがあって、「頑張ります!」ってメールを送ってきてくれたりする頑張る精神もあって、そういうところが魅力になっています。たまに立ち位置がズレてたりするんですけど、ちょっと天然っぽいところもいいなって(笑)。
――アイスブルー担当の今垣李華さんは?
りかちゃんはしっかりしていますね。ガツガツ前に出てくるタイプじゃないんですけど、意外と野望がありそうな感じです。趣味が「歌を歌うこと」で、特技が「ダンスを覚えること」ということで、アイドルに向いている子ですね。私が振付を考えた「miao!」もそうですし、カップリング曲の「Fancy Fancy」でもソロパートを歌ってセンターポジションもすごく多いので、すでに目立つ存在になっています。
――続いて、お披露目ライブのトークパートでも目立っていたパープル担当の白須彩乃さん。
あやのちゃんはめっちゃ喋ってくれるので、いると安心します(笑)。スタッフさんに「喋れる子はいますか?」って聞いた時、「京都出身で、関西のノリがあるので、白須さんが一番喋れると思います」って言われたんです。見た目はかわいいのに面白いことを言えるので、なぎちゃん(NMB48/渋谷凪咲)みたいな感じでバラエティーでも大丈夫そう(笑)。
――次は、ホワイト担当の芹乃莉星さん。
りせちゃんはおっとりしていて天然ですね(笑)。いつもふわふわしているので「大丈夫かな?」って思ったりするんですけど、特技が「ダンス」で、振付とかフォーメーションとかに関しては一度言われたことはすぐに直してくれます。天性の人懐っこさというか、人に好かれるものを持っていて、例えば、明石家さんまさんとか大御所の方とも絡めるんじゃないかなって。この子もバラエティー向きですね。
――続いて、ライトグリーン担当の内藤桃子さん。
桃子ちゃんはお披露目ライブでの「Fancy Fancy」で、ダンスがキレッキレでビックリしました! 私はこの曲の振付はしていないんですけど、ダンスナンバーということで、振付師さんがオーディション感覚でみんなのダンスを見て、踊れる子を前に出したみたいなんです。それでセンターをやっているぐらいですから、レベルが高いんですよね。すごく真面目で練習もよくしていますし、これからの成長が楽しみです。
――先日のライブでもグループを代表して答えていたライトブルー担当の夏目綾さん。
夏目ちゃんは最年長ということもあって、しっかりしていますね。みんなを代表して話す役割をきちんと務めていましたし、グループの中の“お姉さん”的な存在です。本人はダンスがあまり得意じゃないと思っていて、その分、みんなが休憩している時も、ひとりで振付の確認をしたり、練習をしたり、もう真面目なんです! アイドルの経験があるので見せ方が上手なので、今のように練習を重ねていけば、もっともっと素敵なアイドルになりますね。
――次は、オレンジ担当の花守笑奈さん。
花守ちゃんは、「みおりんさん、かわいいです!」って私のことをすごくイジってきます(笑)。すぐに寄ってきてくれて、人をほめたり、おだてたりするのが上手なので、この子もいろんな人から好かれるタイプ。コミュニケーション能力が一番高いので、イベントとかフェスとかに出演するようになったら、他のグループの子たちとも仲良くなれそうな気がします。
――続いては、ブルー担当の羽野凜音さん。
りんねちゃんは自分の考えをしっかり持っていて、思っていることをちゃんと言える子です。こういう子もグループに必要ですね。ギターが趣味だったり、動画編集が特技だったり、多才な子で、喋ることもできるので、みんなをまとめる役割もできるんじゃないかなって思います。
――そして、バイオレット担当の日向みのりさん。
日向ちゃんは振付を覚えるのが早いです。いろんなことを吸収するタイプですね。「miao!」ではポジション移動が多くて大変な思いをさせちゃったんですけど、「大丈夫です!」って言って頑張ってくれました。最初に会った時、メイクとか濃くて「ギャルっぽいな」って思ったんですけど(笑)、中身は純粋な子で、私が言った言葉とかも覚えてくれてたりするので、第一印象からガラッとイメージが変わった子です。
――レッド担当の澪川舞香さんは?
澪川ちゃんは、顔がタイプです(笑)。ダンスもかっこよくて、キレッキレ。振付の中にセクシーさとかっこよさを兼ね備えた一番のポイントをきちんと表現してくれて、「あ、この子、デキる!」って思いました。表現力が豊かで、ダンスの見せ方が上手です。
――最後はヒヨコイエロー担当の由利美桜さん。
メンバーの中で一番成長著しいかも知れません。振り付けた時、ポジションとして後ろのほうが多かったんですけど、どんどん変化していって、「もったいなかったかな」って思うくらいでした。ライブの本番はもちろん、リハーサルの時もずっと愛嬌のある笑顔を絶やさないんです。見ていて気持ちいい笑顔で、アイドル性も高くて、「みんな、ポーズをフリーで考えてね」っていうところもキチッと決めてきます。趣味が「アイドル鑑賞」だけあって、いろんなアイドルの表情を見て研究してきたんでしょうね。
――さまざまな個性を持った13人ですね。
ホント、個性的ですよね。振付で関わらせてもらっただけなんですけど、かわいくて、ついついプロデューサー目線で見ちゃいます。この子たちの良いところをどんどん伸ばしてあげたいなって(笑)。
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