白金高輪の人気ベーカリー「ブーランジェリー セイジアサクラ」オーナーシェフ朝倉誠二さんの思いとは<情熱大陸>
6月27日(日)放送の「情熱大陸」(夜11:15-11:45、TBS系)では、東京港区、白金・高輪の高級マンションが立ち並ぶ一角にたたずむ小さなベーカリー「ブーランジェリー セイジアサクラ」のオーナーシェフ・朝倉誠二さんが登場する。
「ブーランジェリー セイジアサクラ」は、毎日行列が絶えない人気店。コロナ禍でのテイクアウト需要が、さらにその人気を後押ししている。
この店の一番人気は「ぶどうの天然酵母チーズカレー」。スイス産のグリュイエールチーズをたっぷり使った野菜ゴロゴロの焼きカレーパンは、さっくりした生地とスパイシーな具材とチーズがとろけ、絶妙な後味を残すと人気だ。一日平均500個近くを売り上げ、これまでパン・オブ・ザ・イヤーにも輝いている。
しかし、人々を魅了するのはカレーパンだけではない。人気の秘密は、生地そのものにある。ブドウ、ゆず、ホップの3つの自家製酵母を使い、その発酵種が奏でる熟成の香りと味わいが最大の特徴だ。番組では、自分ならではのパンを追求するため、自らゆず農家も訪ね、ゆずの香りを徹底的に研究する姿を見つめた。作り上げるのは“一度食べたら癖になる”“やめられない!”と客の心と胃袋を虜にする味だ。
パン作りに携わって30年…。早朝から夜までパン作りに全てを費やす朝倉さんは、今回新たなカレーパン作りにも挑む。「マイルドではなく大人向けのカレーパン」や「2種類のチーズ入り焼きカレーパン」など、これまでにない味の試行錯誤には、パンに人生をかける男の意地が燃えていた。
「買ってくれるお客さんの先には、このパンを食べる食卓がある。僕はその向こうの人を想像しながらパンを作っている」と、奮闘する朝倉さん。その後、どんなカレーパンが出来上がるのかを追う。