日本が生んだ世界に名だたる怪獣“ゴジラ”と、“キング”の名を持つ世界的モンスター“コング”。映画史に誇る2大キャラクターの“夢の直接対決”が話題を呼んでいる「ゴジラvsコング」が、7月2日に(金)いよいよ公開される。
同作は2014年にハリウッド映画化された「GODZILLA ゴジラ」から始まり、「キングコング: 髑髏島の巨神」(2017年)、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年)と続いてきた「モンスター・バース」シリーズの第4弾だ。
その世界的注目作で“ハリウッド映画デビュー”を果たしたのが小栗旬。「(撮影について)メジャーリーグのパワーに圧倒される思いだった」と語る彼に、ハリウッドでの撮影で驚いたことや刺激を受けたことなど撮影の裏側について聞いた。
――「小栗旬が『ゴジラvsコング』でハリウッド映画に進出!」と報じられることが多かったと思いますが、ご自身はどう感じていますか。
小栗 本当にラッキーだったと思います。「ゴジラvsコング」への出演は、これまでにも何度か日本の配給会社さん経由でお話は頂戴していて。でも、自分の英語レベルがそこまで達していないということで見送らせていただいていました。
――それが今回、実現した経緯というのは?
小栗 実は別のプロジェクトに参加するためにアメリカに行く機会があって。そのためにロサンゼルスに滞在していたのですが、そのときに「ゴジラvsコング」のプロデューサーさんから「ロサンゼルスにいるのなら、一度会いませんか?」と声をかけていただいて、監督のアダム(・ウィンガード)とお会いしました。
アダムは元々三池崇史監督(「クローズZERO」シリーズなど)のファンだったらしく、それで僕のことを知ってくれていたみたいです。僕がそれを聞いたのは出演が決まってからのリモート打合せの場だったのですが、日本映画に興味を持ち、リスペクトしてくれている方だというのは伝わってきました。
■「ゴジラvsコング」作品概要
7月2日(金)全国ロードショー
配給=東宝
地球がモンスターの戦いで壊滅的な被害を受け、特務機関モナークは巨大怪獣の故郷“ルーツ”の手掛かりをつかもうとしていた。そんな中、再びゴジラが姿を現し、人類は対抗措置としてコングを戦いに向かわせようとする。
(C)2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
DU BOOKS
発売日: 2021/08/06