THE ORAL CIGARETTES 山中拓也「軽やかになったっていうよりは世界を受け入れ始めたって感じかもしれない」<著書「他がままに生かされて」出版記念イベント>
THE ORAL CIGARETTES 山中拓也初著書「他がままに生かされて」の重版を記念した出版記念トークイベントが6月27日、埼玉県・サクラタウンとオンラインとで開催された。同書は、3月2日の山中の30歳の誕生日に出版されたもので、音楽についてはもちろん、家族についてや学生時代のこと、人生観など、等身大の1人の人間“山中拓也”が剥き出しになっている。イベントでは、同書のライター・山岸南美氏、MCとしてMUSICA・矢島大地氏を迎え、「他がままに深く生かされて」と題した3部構成でさまざまなことが語られた。
1部では、「客観的に知る」をテーマに、本に載せきれなかったことや制作中の裏話などをトーク。
冒頭、矢島氏から、改めて自身にとってどういう書籍になったか問われると、山中は、「コロナ禍だったので、僕自身もそうだったんですけど、気が病むことが結構多くて。“そういう人たち、他にもおるんちゃうかな”って思って書いた本だったので、前向きになってもらえているようなメッセージをいただいたり、アマゾンのレビューとかを見てて、これだけの人たちを元気にできたんやったら、この本を書いた意味があったなって嬉しく思ってます」と振り返った。
印象的なタイトル「他がままに生かされて」については、「ライターさん(山岸氏)と会話をしてる途中で、“やっぱり拓也さんは人を大切にして、人に生かされてここまでやってきたんだなってことがすごくわかりました”ってことを言っていただいて。自分でも自分の人生っていうのは他人っていうものがいたからこそ成立しているものっていうか…。昔は一人でやっていけるとか孤独が好きでとかそういう話をしてたし、実際そう思ってたんですけど。でも振り返ってみて蓋開いてみたら、そばに誰かがいて。自分以外の人間に生かされてるっていうのが、この本を書いてみて、自分自身も印象的だったので、そこを踏まえて(山岸氏や編集者と共に)決めていった」と話した。
3人でのトークは、約1年にも及ぶ取材・制作期間中のことに及び、他にも、山中と山岸氏が初めて会ったときのことや、著書の中でも触れられている学生時代のこと、山中と祖父との関係についてなど興味深い話が次々と飛び出した。
「他がままに生かされて」
1900円(税別)/発売中
KADOKAWA
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■THE ORAL CIGARETTES 山中拓也出版記念イベント
アーカイブチケットは下記から(購入期限6月29日[火]23:59)
https://kadokawa-ipccontents.zaiko.io/_item/339898
■リリース情報
Digital Single「Red Criminal」
6月30日(水)リリース
■山中拓也公式Twitter
https://twitter.com/OralJOE
■THE ORAL CIGARETTES公式サイト
https://theoralcigarettes.com/