日曜劇場「ドラゴン桜」(毎週日曜夜9:00、TBS系)の第10話が6月27日に放送された。Twitterでたびたび世界トレンド1位を獲得するなど話題を呼んだ同作。視聴率20.4%を獲得した最終回では、佐野勇斗演じる米山の本当の目的が明らかになり、視聴者から喝采の声が上がった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
※以下、ネタバレがあります
生徒たちの東大受験の裏で進行していた学園買収劇。9話では、桜木の元教え子でありながら東大受験に失敗し自殺未遂を犯した米山と、同じく元教え子の坂本(林遣都)が買収計画に加担していたこと、高原教頭(及川光博)の裏切りが発覚。桜木らは絶体絶命の危機に陥っていた。
悪役?一転、本当の目的が明らかに
最終回では、久美子(江口のりこ)の理事長退任の条件である東大合格者5人以上はクリアしたものの、学園存続が絶望的に。計画にかかわる者が一堂に会し、最終対決となった。
そこで米山が、高原や岸本(早霧せいな)ら買収派の不正を告発。米山と坂本は初めから桜木(阿部寛)の味方で、買収計画について桜木にメールでリークしていたのも坂本たちだったことが判明した。
米山たちの本来の目的は、2年前桜木を陥れた真犯人・岸本に復讐することだった。
岸本は2年前、桜木法律事務所を乗っ取るために、桜木を装って米山に攻撃的なメールを大量に送付し、米山が騒動を起こすように画策。最後には、桜木を表舞台から退かせ、計画通り事務所のトップになり変わった。この事実を知った米山たちは、桜木を救うために岸本の元に潜み、反撃の機会を伺っていたのだった。