殻を破れた演技バトル「ありのままの自分でぶつかっていいんだ」
――演技バトルに出始めた頃の心境はどうでしたか?
最初は演技が初めてで、どういう感じでやったらいいのか分からないままやってました。でも毎回負けが続いて、ポイントが取れなくて悔しくて。
その時に番組を見てくれてる周りの方から「顔こわばってるよ」とか「ちゃんとしようとしすぎてるように見える」って言われて、私は最年少で、周りはお姉さんたちばかりだから「ちゃんとしなきゃ」とか「勝たなきゃいけない」っていうのがありすぎて、自分で自分にプレッシャーをかけていたんだと気づきました。
――最近の収録はどうですか?
ちょっと気分が沈んでいたというか、演技の仕方も分からなくなってきてどうしたらいいのかなっていうのが続いていました。でも収録の本番後にスタッフの方が「吹っ切れた感じがして、殻破れたんじゃない?」って言ってくださって。今までは、他のメンバーと比べてしまってたんですけど、そこから自分を解放できて、吹っ切れたのかなって思って。その時にやっと「ありのままの自分でぶつかっていいんだ」って実感しました。
演技がうまくなったかは分からないですけど、気持ちの面では一気に自分に誇りを持てました。自分の夢に誇りを持ってるし、自分がこの道に進みたいと思ってチャレンジさせてもらってるので、その面ではちょっと自分を好きになれました。