エド・はるみがギター練習で流血騒ぎ!?
エド・はるみが初主演する舞台「輝け!主婦バンド FOURRIVERS スモーク・オン・ザ・ウォーター2009」が公演初日の7日、公開舞台げいこを行った。
本作は、作家・五十嵐貴久氏の小説「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」(双葉社)をアトリエ・ダンカンプロデュースで舞台化。それぞれに悩みを抱えた美恵子(エド・はるみ)たち主婦がひょんなことからバンドを結成。初ライブに向けて、米のロックバンド・ディープパープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の演奏を目標に猛練習を重ねる姿を描くハートフルコメディーだ。
舞台でバンドを結成する4人の女性たちは、ハウス食品「カレー鍋つゆ」のCMでもおなじみの顔触れ。チームワークは抜群のようで、舞台初主演となるエドは「心を1つにして良い舞台にしたい。というか、良い舞台になります!」と自信を見せた。役柄はリードボーカルとギターを担当する専業主婦とあって、当初は慣れない楽器の演奏に苦労したそう。「初めはギターを弾くたびに指から血を流してました。弦も血に染まったりして、“ああロッカーだな”って思ったり。でも傷も固まって、もういくら弾いても血も出やしない(笑)。人間は鍛えられてたくましくなるんだなって勉強になりました」と壮絶な練習を振り返った。
ドラムを担当する中澤裕子も「最大の見せ場はラスト(の演奏シーン)。そこを見ていただかないと、わたしたちの努力が伝わらないで終わっちゃうんで」と見どころをアピール。しかし、そのドラムの腕前はなかなかだそうで、秋野暢子から「共演のモト(冬樹)さんに“プロのドラマーみたい”って言われてたよね」と暴露されると、「変な汗が出ちゃうから、やめてくださいよ」と動揺していた。
ミュージシャンとして活動する杏子も「演奏のシーンは本当に格好いい。それぞれにソロがありますし」と太鼓判を押すほど。ただ、自身は意外な苦手があるそうで「(場面転換の)カレー鍋を食べるシーンは大変だった。ただ食べるだけじゃなくて、そこにいくまでいろんなことするんです。そのシーンは、本気でおけいこサボろうと思ってましたね(笑)」と爆弾発言を。
そして、元プロベーシストという役柄の秋野も「歌あり、踊りあり、演奏ありで“50歳を過ぎたわたしに何やらせんのよ”って感じ(笑)」と冗談交じりにけいこの苦労を告白。大変なけいこだっただけに、舞台への思い入れは熱く、「今、人生がつまらないなって思ってる方がいらっしゃったら、“何かを始めたら、周囲がちょっと変わる”っていうことを感じ取っていただき、人生のスパイスにしてもらえればと思います」とアピールした。
〜11月15日(日)
ル テアトル銀座 by PARCOにて公演
11月26日(木)
名古屋・中日劇場にて公演
11月28日(土)
富山・オーバード・ホールにて公演
12月1日(火)
大阪・ウェルシティ大阪 大阪厚生年金会館・芸術ホールにて公演