楽曲のクオリティーに関しては自信がある
――Ryuji少年もやはり、「遊☆戯☆王」のゲームで遊んでいた?
子供の頃はずっとやっていましたし、「遊☆戯☆王」のスマホ用ゲームアプリが2016年11月に出たときは、ミュージカル「刀剣乱舞」の共演者たちと稽古の合間や楽屋でやっていましたね。今年(2021年)の頭にあったミュージカル「刀剣乱舞」五周年記念「壽 乱舞音曲祭」でも何人かがやっていて、俺も久々に参加しました。その時点でお話を頂いていたので、“実は俺、アニメの主題歌やるんだけど”と、こっそり思いながら(笑)。
――このタイアップをきっかけに、TBBの曲はより広がっていきそうですね。
楽曲のクオリティーに関しては自信があるし、音楽大好きな自分がめちゃくちゃカッコイイと思える曲ばかりなので、あとは触れてもらえる機会の量だと思っていたんですよ。今回、チャンスを頂けて、本当に良かったです。
――Ryujiにとって、音楽活動はなくてはならないもの?
自分にとって楽し過ぎる娯楽だし、昔から大好きなエンターテインメントなので、それを皆さんに聴いてもらえるのはうれしいです。音楽活動をすると自動的にアウトプットが多くなるから、ため込むものが少なくなって、いい発散になりますしね。
――相棒のHAKUEIは、アニメの主題歌を担当することが夢だったそうですが、それがかなった今、Ryujiが描くTBBでの夢は?
「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の階段を下りることです。ミュージカル「刀剣乱舞」の加州清光で出演してはいますが、スペシャル回だったので階段を下りていないんですよ。あとは、みんなで「サライ」を歌うことかな(笑)。
取材・文=篠崎美緒