摩訶不思議なマジックも見どころの一つ
また、芸達者なふぉ~ゆ~の歌やダンスはもちろんのこと、劇中で披露される華やかなマジックも「SHOW BOY」の魅力の一つ。
マジシャン見習い役の辰巳を中心に披露される摩訶不思議なマジックに対し称賛の声が上がると、辰巳は「手品がレベルアップしちゃったんですよ。前回と同じマジックももちろんあるんですけど、半分くらい新しくグレードアップしていて。前回もいっしょだったキャストさんもびっくりしてくれている」と、前回公演からの更なるパワーアップをアピール。「マジックはジャニーさんも大好きだったもの。誰もが驚く、衝撃を与えられると思うので、マジックもぜひ楽しみに見ていただければと思います」と胸を張った。
「人間っていうのは、下着があっての人間ですから」
また、中国マフィアを演じる松崎は劇中のほとんどで見事な中国語を話しているが、初演を見た人には“適当にしゃべっている”と思われてしまったという悲しいエピソードも。
「これだけは言わせてください!(中略)あんなに勉強したんだ!マンツーマンで2時間みっちり!毎回毎回勉強した!いざ幕が開いた!中国語でしゃべる!幕が閉まる!終わった!マツはいいよね適当にしゃべっとけばいいから、日本語も分からないからって言われた時の俺の頭の中!」と訴える松崎。
そんな松崎のアピールする“見どころ”は、まさかの「赤いパンツ」。「中国マフィア、途中でパンツ一丁になるんですけど、あんだけオールバックで怖がられていた人も、パンツはかわいいんだっていう。人間っていうのは、下着があっての人間ですから」と、予想の斜め上をいくコメントに、メンバーからも笑いが起こっていた。
そして最後に、「皆さんに何か踏み出す勇気のようなものを与えることができたらいいなと思って一生懸命ステージに立ちたいと思います」(越岡)、「あきらめないでいると何か新しい出会いだったり、叶うこともあるんだ、という作品になっていると思います」(辰巳)「ぜひ劇場で一緒に笑いましょう」(福田)、「本日より『SHOW BOY』という豪華客船が出発します。前回乗り遅れてしまった方も、(中略)ぜひ劇場でご覧いただいて…。乗ったら降りられないですからね。よろしくね!」(松崎)と呼びかけ、取材を締めくくった。