ナオ×ハナエ×ミユキ作詞曲は三者三様の個性たっぷり
――続いて、最後の5~6曲目の「君と妄想」や「魔法の言葉」は一転して、かわいらしい曲ですね。
ミユキ:「君と妄想」は学生のピュアな恋を妄想して書きました。女の子に恋をしている男の子をイメージして。アニメのテーマ曲っぽい感じですね。
ナオ:豆柴の大群の中で一番甘い曲だと思います。歌詞カードにハートなんて出てきたことないし。曲を聞いても、歌詞カードを読んでも楽しめると思います。
ミユキ:ハートとか絵文字とか歌詞に使ってもいいんだ?って思って使ってみました。男の子の照れてる感じが伝わるかなって思って。
カエデ:豆柴の大群は若いファンの方が多いので共感してもらえると思うし、大人の方も昔を思い出しながら聞いてほしいですね。
ハナエ:歌詞にハグとかキスとか出てくるのがかわいらしいなって思います。前回のアルバムの「お願いキスミー」でキスのことは歌ってましたけど、あれは失恋の歌だったので真逆な感じの歌詞ですね。
アイカ:最近“キュン”が足りないなって思っている方は、この曲を聞いたら一瞬で心が学生時代に戻れると思います。
――「魔法の言葉」はナオさん、ハナエさん、ミユキさんの作詞です。
ナオ:みんなそれぞれ違うテーマで書いてたんですけど、それが合わさって面白い曲になったなと思います。私は豆柴の大群のことを俯瞰で見て書きました。落ち込んでるときでも元気に見せようとか、たまに無理しちゃうこともあるけど、そんなことしなくても見守ってくれてる人はいるから素直に生きようみたいな感じで。
ハナエ:私は学生時代にあこがれの男性アイドルがいたんですけど、「もしあの人と付き合ったらどんな感じだろう」なんて妄想してたのを歌詞にしました。
ミユキ:私は過去の引きこもり時代の自分を思い出して書きました。今もそんな人がいたら、肯定してあげたいし、励ましてあげられたらって思って。
――さて、そんなアルバム曲も披露されそうなツアーもいよいよ残り2会場となりました。
ナオ:豆柴の大群は盛り上がる曲も面白い曲も多いし、振り付けもまねしやすいので一緒に踊ってほしいですね。
カエデ:今回は初めてお立ち台が用意されてるんですよ。お客さんとの距離が近く感じられたり、目が合ったり、ステージからは皆さんのことがよく見えています。
ミユキ:今回のツアーは豆粒(=豆柴の大群のファンの総称)を掴み取るというテーマでやっているので、初めての方がもう1回来てくれるようなライブにしたいなって思います。
取材・文=青木孝司
豆柴の大群ミニアルバム『WOW!!シーズン』
7月14日発売
【CD盤】2200円(税込)
【初回生産限定盤】10666円(税込)
【DVD盤】5500円(税込)
【キッズ盤】1000円(税込)
全国ツアー「豆柴大作戦~掴み取れ豆粒の大群~」
7月15日(木)…東京・Zepp Tokyo
7月24日(土)…沖縄・Output(追加公演)
▼公式サイト
https://mameshiba-no-taigun.jp/
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