NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」で徳川昭武を演じる俳優・板垣李光人が7月5日、国指定重要文化財の「戸定邸・庭園」(千葉県松戸市)を訪問。凛々しい陣羽織姿を披露した。「戸定邸」は、徳川昭武が明治17年に建築した邸宅。7月3日が昭武の命日であることから、訪問の運びとなった。
当日は、戸定邸に併設されている「戸定歴史館」で開催中の特別展「幕府再興とパリ万博-1867・運命の転換点」を、同ドラマの時代考証として参加している戸定歴史館の齊藤洋一名誉館長の説明を受けながら観覧。
続いて、板垣は戸定邸内に移動し、徳川昭武が海外渡航時に着用した陣羽織(同歴史館に展示中の複製)に袖を通した。本展示品の着用は板垣が初めてで、着用後は「陣羽織は長い時間をかけて研究されて、つくられたもの。羽織ってみると物自体は軽いですが、歴史の面での重みを感じました」と感想を述べた。
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