平野歩夢選手の葛藤と苦悩に迫る!「頭の中が真っ白になる時期は結構ありました」<情熱大陸>
7月11日(日)放送の「情熱大陸」(夜11:15-11:45、TBS系)に、「東京オリンピック」スケートボード日本代表に内定した平野歩夢選手が登場する。
平野選手の名を世に知らしめたのは、スケートボードではなくスノーボード。15歳の時、2014年「ソチオリンピック」にスノーボード・ハーフパイプで出場した平野選手は、銀メダルを獲得し史上最年少のメダリストになった。
そして、2018年「平昌オリンピック」でも2大会連続となる銀メダルを獲得。しかし、そんな平野選手が「スケートボードで2020年の東京オリンピック出場を目指す」と、前代未聞の表明をしたのはその平昌オリンピックの直後だった。
この表明は、2022年にスノーボーダーとして目指す「冬季北京オリンピック」も見据えながらの“二刀流”を意味している。
平野選手が行う「スノーボード」と「スケートボード」は、いわゆる“ヨコノリ”と呼ばれる競技なのだが、この2つの競技は似て非なるもの。スノーボードにはない車輪がスケートボードにはある。それだけで雲泥の差だという。
そんな中、本場アメリカの大会に参加してそのレベルの高さを痛感する平野選手。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で東京オリンピックが1年延期となり、次に控える「冬季北京オリンピック」までわずか半年しかないという状況に追い込まれた。
「頭の中が真っ白になる時期は結構ありました」と明かす平野だが、困難な状況でも“二刀流”を貫くのには一つの強い思いがあるという。夏冬連続の五輪メダル獲得を目指す中、平野選手が葛藤し、苦悩する2年半に迫る。