中村倫也、終盤の感動シーンに「あのセリフを言うためだけに僕はこの作品をやってます」<100日間生きたワニ>
7月9日より公開されたアニメーション映画「100日間生きたワニ」の本編試写直後のキャストコメント映像が解禁。ワニ役の神木隆之介、ネズミ役・中村倫也、モグラ役・木村昴、センパイ役・新木優子、カエル役・山田裕貴が、初めて完成版を観たあとの率直な思いを語った。
木村昴「ちょっと涙を拭きに…」
収録開始早々、中村が「(試写を観た直後の)ホヤホヤの言葉を撮りたいという意図だったんですけど、思ったより昴くんの(メイク)直しに時間がかかった」と暴露。木村は「ちょっと涙を拭きに行ってたの!」と弁解するが、神木からも「ラーメンすすってる音だと思ったら昴くんの泣き声だった」と上映中のエピソードを明かされてしまう。
新木は「アフレコをやっている時は間合いが想像できないところもあったが、映画を観たらその間にも含みがあってみえて、テンポ感がすごくよかった」と、作品の魅力についてコメント。
人間模様が出ている作品に
続いては、映画の後半に登場する山田演じる“カエル”についての話題へ。ワニがいなくなってからの登場となるため一緒にアフレコをしておらず、初めてカエルのシーンを観た神木は、「カエルくんの軽さ、面白かった!」と絶賛。木村も「カエルめっちゃ良かった!途中までは僕らの仲間の雰囲気、テンポや絆が(既に)あるから、やっぱり異物感があってウッてなるんだけど、カエルにも事情があるんだなって…」と、カエルのキャラクターに心を奪われた様子。
さらに木村が終盤のカエルとネズミのシーンに感動したことを言及すると、新木も「あそこは感動した!」と同意。中村は「あのセリフを言うためだけに僕はこの作品をやってます。あとは20%くらいの力で」と冗談を交えながらリアクションした。
カエル役の山田は作品について「(ワニを)失ってからの皆さんの、今まで通りになれない雰囲気も絶妙というか。人間…ではないけど(笑)、人間模様がすごくこの作品に出てるなと思いました。」と締めくくった。