”日本の原爆研究”を背景に、3人の若者たちの決意と揺れる想いを描く青春グラフィティ「映画 太陽の子」が、8月6日に公開された。この物語の軸となる3人から、原爆開発の極秘任務を受けた石村修役を務めた柳楽優弥と、未来を見据える幼なじみ朝倉世津を演じた有村架純に、撮影秘話から今熱中していることまでたっぷりと語ってもらった。
「戦争の話ではあるが青春がしっかり描かれている」
――脚本を読んで、強く惹かれた部分を教えてください。
柳楽:僕の勉強不足だったのですが、かつて日本で原子の力を利用した新型爆弾の研究が行われていたということに、まず驚きました。あとは戦争の話ではあるのですが、その中にも修たちが過ごした青春がしっかり描かれていたので、本当にいい脚本に出会えたなと感じましたね。
有村:戦時中を描いているのですが、戦時中の描写自体はあまりなくて。当時、実際は貧困だったり食料不足だったりとつらい状況がたくさんあったと思うのですが、そういった生活の部分はあまりリアルに描かれていません。その時代に生きた若者たちの生き様を中心に据えたヒューマンよりの脚本だなと思い、ひかれました。戦時中のお話だけど、青春のすごくきれいな輝きもあって、そのバランスがとても上手くとれているんですよね。
8月6日(金)全国公開
出演:柳楽優弥 有村架純 三浦春馬
イッセー尾形 山本晋也 ピーター・ストーメア
三浦誠己 宇野祥平 尾上寛之
渡辺大知 葉山奨之 奥野瑛太 土居志央梨
國村隼 田中裕子
監督・脚本:黒崎博
音楽:ニコ・ミューリー
主題歌:「彼方で」 福山雅治
配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:taiyounoko-movie.jp
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