日本一のコスプレイヤーこと、えなこが7月21日に個人名義の初シングル「SP-LuSH ROAD」(スプラッシュロード)をリリースする。えなこは現在、コスプレイヤーの枠を飛び出して雑誌のグラビア、テレビで冠番組のMCなどタレント業、YouTuber、内閣府クールジャパンアンバサダーなど多彩な活動をしているが、昨年からアーティスト活動も開始。今回は、記念すべき初シングルの話とともに、なぜコスプレイヤーのえなこが歌手活動を行うのか、「アーティストとしてのえなこ」本人に想いを存分に語ってもらった。
“アニソンの神様たち”の後押しでデビュー、「コスプレイヤーが歌手に挑戦する姿を見てほしかった」
――改めて、なぜ、えなこさんが歌うことになったんでしょうか。アーティスト活動を開始した背景を教えてください。
私のすべての活動の源が、コスプレイヤーの活動を知ってもらいたい、という想いです。“コスプレイヤーとして色々なことに挑戦”していく姿を見てもらいたくて、グラビアをやらせていただいたり、昨年はドラマにも出させていただいたりしました。そんな想いで「歌手にも挑戦してみたいな」とポロっと独り言を言ったら、事務所の社長(よきゅーんこと乾さん)がそれを聞いていて、実現してくれたんです。
――事務所の要望やオファーではなく、えなこさん本人が歌いたかったんですね。
はい。過去にはユニットで活動していたり、番組名義でCDも出していたりとファンの方からは歌手活動を望む声もいただいていたりしたんですが、一番は私がやりたかったからですね。私自身、アニメもアニソンも大好きですから、いつか自分も参加できたらいいなと思っていたことのひとつが歌手でした。
――昨年12月にアルバム『ドレス・レ・コード』でアーティストデビューとなりましたが、「歌手としてのえなこ」は体験してみていかがですか?
いざやるとなったら、最初は一人でやるのがすごく不安で、「自分の歌なんか必要とされるのか」とも思いました。オーイシマサヨシさんや、ZAQさん、Q-MHZの方々など、そしてサウンドプロデューサーにTom-H@ckさんと、その不安を押しのけてくれるほど、私がいままで好きだった「アニソン界の神様達」が後押ししてくれたので実現できました。
■えなこNew Single「SP-LuSH ROAD」
2021年7月21日発売M1 SP-LuSH ROAD
M2 ふたり花火
M3 SP-LuSH ROAD (Instrumental)
M4 ふたり花火(Instrumental)
昨年末アーティストデビューしたえなこ。前回同様にTom H@ck をサウンドプロデューサーに迎え、今作は満を持してTom H@ck 自ら楽曲を提供。夏をテーマに、 Tom H@ck が得意とする”デジタルロック”サウンドはまさに、アニメ「けいおん!」のOP ソングを彷彿とさせる。作詞はSSW の ZAQ を起用。彼女の“素”の部分を引き出しながら、コール&レスポンスできるライブを意識した仕上がりとなっている。またC/W には、元 Last Note. の杉下トキヤが楽曲提供し、作詞にはえなこ自身が初挑戦。アーティスト活動の幅を広げつつ、華やかな水着衣装でのMV も期待できる作品となっている。