大ヒットアニメ「進撃の巨人 Season2」(4月1日[土]スタート、毎週土曜夜10.00-10.30ほか、TOKYO MXほか)で、母の命を奪った巨人を駆逐するために仲間たちと共に戦う主人公・エレンを演じている梶裕貴にインタビュー。第1期では全身全霊を込めた叫びが印象的なシーンが多かったが…。
「前シーズンでは、心身共にボロボロな感じでしたね。Season2では、ストーリーや作品の世界が広がって、エレン以外のエピソードも動き始めるので、そういう意味では、まだまだ個人的には不完全燃焼というか(笑)。まだ数話しかアフレコしていないんですけど『早く叫びたいな』という気持ちが強いですね」
原作コミックのファンでもあるという梶。しかし、コミックス最新刊はまだ読んでいないとのこと。
「読者としてはもっともっと先を知りたいなと思う気持ちは当然あるんですけど、僕が演じているエレンは主人公なので、当然、他の誰よりもこの先の展開を知らないキャラクターなんですよね。そうなると、今後のストーリーを僕自身が知っていることで、お芝居に影響したりするのかなとか思うと、読むべきか読まざるべきか、ファンとして、そして演者として、それぞれの立場での葛藤はありますね。とはいえ、これだけネットが普及している時代なので、何かしらで目にしてしまう瞬間はあったりもしますけど(笑)。今後、それまで張られていた伏線がどんどん明らかになっていったりもするので、エレンが目の前にしているその人が何者なのか、いうのを知らない方が本当の彼の気持ちになれるのかな、とは考えたりもします」
第1期終了後には、スピンオフの学園コメディ「進撃!巨人中学校」(2015年、TOKYO MXほか)も放送された。シリアスな本編よりもリラックスして演技できたかと思いきや…。
「実は、あの作品の方が喉がきつかったんですよ。本編だと絵で見せるシーンや静かに話すモノローグなどがあるんですけど、『進撃!巨人中学校』はずっとハイテンションで叫びまくっていたので大変でしたね(笑)」
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