4月1日(土)より放送されるアニメ「進撃の巨人 Season 2」(毎週土曜夜10.00-10.30ほか、TOKYO MXほか)。その名の通り、第1期からの続きの物語が描かれる。前期が放送されたのは2013年。その総集編として「劇場版『進撃の巨人』前編~紅蓮の弓矢~」(2014年)、「―後編~自由の翼~」(2015年)も公開されたが、TVアニメとしては実に丸4年ぶりとなる。
今回は、主人公のエレン・イェーガーの幼なじみであるミカサ・アッカーマンを演じる声優・石川由依に、本作の見どころやアフレコ現場の様子を聞いた。
「第1期は、梶裕貴さん演じる主人公のエレンを中心に物語が展開していました。ネタバレになってしまうのでまだ多くは語れませんが、Season2では新しいキャラクターたちも登場し、さまざまなところで物語が動いていきます。今回、新鮮な気持ちで挑むために原作をあえて改めて読むことはしていないんです。アフレコも徐々に進んでいるところなので、私もまだ今後アニメがどう展開されていくか詳しくは知らないところが多いのですが、前期以上にたくさんのキャラクターの活躍があると思います」
石川演じるミカサは芯の強いキャラクターではあるものの、あまり感情を大きく表に出すタイプではない。幼少のころから劇団に入り、舞台などでの演技も経験し活躍してきた石川だが、ミカサという役を声優として演じるうえで常に難しさを感じているという。
「そのキャラクターの感情表現が大きければ大きいほど、さまざまな表現を考えられると思うのですが、ミカサは芯が強くて感情をあまり表に出さないキャラクター。ただ、内に秘める思いは強いんです。今のところ、演じるうえで監督から大きな指示が入ることはあまりないのですが、どのように演じようかというのは常に悩んでいます」
また、シリアスな物語ということもあり、現場は独特の雰囲気があるという。
「前作もそうだったのですが、『進撃の巨人』のアフレコ現場って、緊張感があって静かなんです。特に今回、新しいキャラクターが登場することで声優さんも増えて、緊張感も増しました。そのおかげもあってか、集中して役に入り込みやすいです」
下に続きます