待たせる僕たちも、待っていてくれる方も、耐えた1年
――浦野さん、今年の夏はステキな思い出を作ってくださいね(笑)。さて、OWV結成から1年が経ちましたが、今、どんな思いですか?
本田:「早かった」というより、「あぁ、もう1年経ったんだ」という感じですね。初めてやることばかりで、悩んだこともたくさんあったな…。チャレンジする日々を積み上げた1年…、濃い1年でした。
――悩みって?
本田:OWVとしての生き方について悩むというのではなく、ファンの皆さんに会えない状況だったので、そこも踏まえて楽曲のこと、パフォーマンスのこと、コンセプトのこと…、そういうことをメンバー同士で悩みながら話し合う時間がすごく長かったんです。でもそれが自分たちのステップアップの時間にもなったし、勉強の時間にもなりました。
――ファンに対する思いはどのように変わりましたか?
佐野:4月11日のライブで、ようやくファンの皆さんにお会いすることができたのですが、そこまではオンラインを通してでしか僕たちのパフォーマンスや言葉を届けられなかったじゃないですか。だから、「本当に待たせてしまいました」ということと、「会えない状況でここまで付いてきてくださって心強いですし、ありがとうございます」というシンプルに感謝の気持ちですね。待たせる僕たちも、待っていてくれる方も、耐えた1年だったと思うので。
――本田さんは、ライブの時に泣いてしまいましたけれど…。
本田:メンバー全員同じだと思うけれど、やっぱり、「やっと会えた」という気持ちが大きかったんですよね…。コロナのせいで鬱憤(うっぷん)やストレスが溜まっていたし、生きづらい世の中だったけれど、自分たちが本当にやりたいことがやれて感動しました。
佐野が言ったように、ずっと待っていてくれたファンの方たちに「ありがたいな」という感情が溢れてきて、グッときちゃって。もちろんまだ直接会えていないファンの皆さんも多いと思うのですが、オンラインで応援してくださっている皆さんにも同じ感謝の気持ちですし、早く会いに行きたいですね。
7月28日(水)発売
【通常盤(CDのみ)】1200円(税込)
【初回限定盤(CD+DVD)】2000円(税込)
【FC限定盤(CD+Blu-ray)】5000円(税込)