お笑いコンビ・和牛が7月22日、オンラインで開催された「田中圭・和牛と一緒に作ろう!“勝ち飯”スタジアム オンラインキッチンフェス」に出席。先日、新型コロナウィルス感染が報告された俳優の田中圭は欠席となった。
「勝ち飯」スタジアムは、トップアスリートも食べている栄養二重丸の「勝ち飯」メニューを、味の素の調味料を使って調理し、汁ものとともに食べるところまで家族と楽しむ新しい食べ方のこと。当日は事前応募で参加し、モニターの前にホットプレートを用意した100組の一般参加者も同時に調理し、完成後に試食した感想などを共有した。
和牛の水田信二は元料理人。進行を担った相方の川西賢志郎から意気込みを問われ、「神戸で和食・洋食やってたんで、(一般参加の)みんなよりうまくできると思います」といつもの調子でうそぶき、表情筋を全く動かさない笑顔の川西に「こういうやつなんです。末っ子なだけなんです」とフォローされながら、参加者と共にあっという間に完成させていた。
試食中には、参加者から「子どもが苦手な食材(=魚)の使用頻度が下がってしまう」「盛り付けが苦手」「調理スピードが遅い」などの相談が。「漁師さんのとこに修業に行ってその思いを知れば…まぁリアルにはほぐして混ぜご飯に」「盛り付けの基本は青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこ)。あまり広げず、真ん中に隙間なく載せて周りを空けるといいです」「最初のうちは、やる手順を事前に考えてメモにまとめて。やってくうちに体で覚える」などいつもの真顔ボケや高度すぎる情報を交えながら真面目にアドバイス。
ほかに「家族に美味しくないと言われたときのうまい返し方」を問われた際は、「僕は(そんな経験)ないですね」と返しながらも「ごめんね…一生懸命作ったんやけど…って芝居がかって後味悪くする」と回答。ノリのいい参加者が実演して盛り上がった。
さらに「和牛さんは、ネタを舞台袖で決めてると聞きますが、どういう基準で決めているのか教えてください」という質問には、水田が「客席の服装の色合いで決める」と回答し、「まぁ年齢層とか前の盛り上がりとかいろいろありますよね。ちなみに僕はそんな感じで決めてるのを知りませんでした、これからは聞かないようにしときます」と笑顔で応じていた。
最後に「おうち時間が増えて、それまで外食が多かった僕も自炊するようになった」という川西が、「飲み会はやったことあるけど、こうしてZoomでお食事会っていうのも楽しいですね」と感想を。水田は「僕も芸人仲間と1回やったことあるけど意外と続かないんですよね僕。1人で馬肉のすき焼きやってたら、お前のだけ気になって話入ってこうへんて言われて…」と真顔で告白。川西は「それは嫌われるね~メニューの足並み揃えてほしいですね~」と流していた。
この日作られたレシピはHPで公開中。
◆取材・文=坂戸希和美