ジョン・ラセター「アナと雪の女王」続編など新作を語る
3月21日、「モアナと伝説の海」の製作総指揮を務めたジョン・ラセターが、アニメーション・プレゼンテーションを行った。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ディズニー・トゥーン・スタジオのチーフ・クリエーティブ・オフィサーとして全作品の全てを監修しているラセター自身が、製作中の作品や今後製作していく新作を紹介。
日本でも大ヒットとなった「アナと雪の女王2(仮題)」は、同じ製作スタッフが手掛け、音楽も「Let It Go」を作曲したクリスティン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペスが担当し、現在製作中とのこと。
2006年に公開された赤いスポーツカーが主人公の「カーズ」。シリーズ続編の「カーズ/クロスロード」では、伝説的なレーサーとなったマックイーンが最新型の次世代レーサーに負けはじめ、事故を起こして引退の危機に追い込まれてしまう。
マックイーンは最高のトレーナーを付け、旅に出ながらレースへの復活を目指す。「誰も信じてくれない状況で、自分を信じるということはどういうことか、というメッセージが込められている」と明かした。
また、「シュガー・ラッシュ」の続編、「GIGANTIC(原題)」「Mr.インクレディブル2」「COCO(原題)」「トイ・ストーリー4」など8作品が公開予定だ。
「COCO(原題)」はメキシコを舞台に家族の絆を描いた物語。ミュージシャンになる夢を反対されている12歳のミゲルが、憧れのミュージシャンの墓を訪れ飾られたギターを弾くと、先祖が見えるようになり、自分も先祖からしか見えなくなってしまう。
「先祖を大切にする思い、音楽の素晴らしさや夢などのテーマが込められた作品です」と熱く語ったラセター。
そして、2018年秋に公開予定の「GIGANTIC(原題)」は、「ジャックと豆の木」を元にしたミュージカル作品で、ラセターも「楽しみしています」と笑った。