――現場に入るときは緊張しましたか?
すごく緊張しました。なぜかと言うと、シーズン1の時に私が役を繊細に作っていたので、声のトーンや話し方、語尾などがうまくチューニングできなくて。何度も何度もシーズン1を見返して、同じようにするのが大変でした。
――演じるうえで心掛けていたことをお聞かせください。
絶対的に気を付けようと思っていたことは、女の子が見ても下品に思わないようにすることでした。内容に過激な部分もあるのですが、女の子にも見てほしいと思って、監督と祖父江(里奈)プロデューサーに相談しました。
――では、どちらかというと女性目線で演出されているんですね。
原作をすごく大事にしています。主人公の桃江はセフレが5人いるので過激な女の子に見えがちですが、すごく優しくて、見ている人が嫌な思いをしない、愛されるキャラクターだったので、そこは大事に演じています。
――第1話で桃江が婚活をするシーンがありましたが、内田さんご自身が婚活するとしたら、こだわりたい部分はどんなところですか?
実は、ドラマで初めて婚活を体験しました。すごく難しいなと思って…。何かを妥協しなきゃいけなくて、すべてが自分の理想にかなう人とは出会えないんだなと撮影しながら感じました。自分だったら、ギャンブルをしない人かな(笑)。あとは、家事がまめな方がいいです。私も家事が苦手な方なので、一緒にやってくれるとうれしいですね(笑)。
――ドラマのタイトルにかけまして、来世でやり直したいことをお聞かせください。
来世では、丁寧な暮らしができる人になりたいです。朝起きて、コーヒーをコポコポいれるところから始まり、窓を開け、日に当たり、ジャズを掛ける。そんな暮らしができる人間に、来世ではなりたいです(笑)。
――最後に、シーズン2の見どころを教えてください。
来世ちゃんは、ほっこりエロラブコメディーだと思っています。シーズン2では、シーズン1に引き続きほっこりする部分もあります。でも、前回よりも切なさが多くなっています。
内容としては、セフレの誰かと深い関係になってしまったり、松田(小関裕太)、Aくん(塩野瑛久)、桃ちゃんの三角関係が見どころになってきます。シーズン1よりも切なさとラブ強めだと思うので楽しみにしていただきたいです。