8月10日の“ハートの日”にちなんで映像配信サービス・dTVでは、「最もハートウォーミングだと感じる映画」のアンケート調査を実施。調査の結果、ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント共演のラブストーリー「恋愛小説家」(1997年)が97票を獲得し第1位に輝いた。
不器用な大人の恋をユーモアたっぷりに描いた同作は、ニコルソンとハントがアカデミー賞主演男優賞・同女優賞を受賞したことでも話題になった。大人の恋愛のバイブル的作品として、今なお世界中で愛されている恋愛映画だ。
選んだ理由として「とにかくヘレン・ハントが好きだから」(40代・女性)、「いくつになっても、人を愛する気持ちを忘れないで、気持ちを若く保つ大切さが描かれているから」(40代・女性)などが挙げられた。
2位以降も心温まる作品が続々ランクイン
第2位は、妻を亡くした男性が動物園を立て直すことで悲しみを乗り越えていく姿を描いた「幸せへのキセキ」(2011年)で90票を獲得。選んだ理由として、「登場人物たちの成長や周りの人々の温かさが描かれているから」(50代・男性)、「視聴した時に心温まる気持ちになったため」(40代・女性)、「疲れている自分を癒やすため」(50代・女性)などが挙げられた。
そして、87票を獲得し第3位になったのは、第91回アカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」(2018年)。黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が、黒人用旅行ガイド“グリーンブック”を手に旅を続ける中で友情を深めていくというストーリーは、多くの人々の胸を強く打った。
選んだ理由として、「人種差別の苦悩と友情の素晴らしい映画」(30代・男性)、「差別問題が解消されるわけではないが、当事者と深く関わることで自身の価値観が大きく変わることがあることを教えてくれるから」(50代・女性)などが挙げられた。