「黒執事」連載15周年を記念した展覧会が開幕!小野大輔&坂本真綾が見どころを語る『執事は主人がいないと存在できない』
小野「『黒執事』をやっていてよかったなと思いました」
――展覧会を観た感想は?
小野大輔(以下、小野):「黒執事」15年の歴史を一気に観せて頂き、 とても幸せな気持ちです。 枢先生が込めた思い、 魂をひしひしと感じました。 また「黒執事」を取り巻く方々の熱量も伝わってきてうれしくなりました。
坂本真綾(以下、坂本):入口から入った瞬間から「黒執事」の世界に包み込まれるような演出で、 観ている間はここがどこか分からない別世界にいるような感じがしました。 見どころがいっぱいなので、 じっくり時間をかけて楽しめる展覧会になっているなと思いました。
――展覧会のイチオシは?
小野:生原稿のコーナーですね。 入ってすぐのところに「悪魔で執事ですから」の展示があります。この作品の入り口であり、 根幹のせりふで、 あのシーンの生原稿が観られるんです。 目の前にしたときに自分が初めてセバスチャンを演じた際の感覚を思い出して、 鳥肌が立ちました。
坂本:映像コーナーではこの展覧会のために、 私たちの声入りのオリジナル作品が観られます。 今までアニメになっていないシーンで、 ここでしか観られませんのでぜひご覧頂きたいと思います。
――音声ガイドをお二人そろって収録された感想は?
小野:二人そろっての収録は久しぶりだったので、 とても心強かったです。 執事は主人がいないと存在できないので、 真綾ちゃんのシエルの声を聴いた時、 背筋がピンと伸び、 その瞬間「黒執事」をやっていてよかったなと思いました。
坂本:二人一組になって紡がれる物語なので、 セバスチャンとシエルはお互いが存在しないと輝けない二人だと思います。 私も小野さんと同じで、 小野さんの声を聴くとタイムラグを感じることなく、すぐにシエルになれました。
――音声ガイドのイチオシは?
小野:アニメにはない二人の丁々発止のやり取りですね。 枢先生からは「陰険漫才」と言われました。
坂本:二人の秘密のひそひそ話のようなやり取りがありますので、 自分だけが耳元で聴ける音声ガイドならではの楽しみ方ができます。
◆「黒執事展-Rich Black- 」公式Twitter :@kuroshitsujiten
※松屋銀座での開催後、 大阪・福岡・兵庫・石川・新潟・愛知など全国巡回予定。