岩本蓮加コメント
初主演映画ということでかなり緊張していてプレッシャーも感じていたのですが、それ以上にうれしい気持ちでいっぱいでしたし、応援して下さっているファンの方々に喜んでもらえると思うとよりうれしく思えました。
そして、W主演の宝田明さんとの共演は本当に夢のようで、撮影の合間に気さくに話しかけて下さったり時にはアドバイスもして下さって、ものすごく貴重な時間を過ごすことができたと思います。多くの方に観ていただけたらうれしいです!
宝田明コメント
17才の時を思う。
戦後満州から引き上げてきた軍国少年であった。七つボタンは桜に錨と大声を張り上げ予科練を夢見ていた。
死ぬような思いで帰国。桜に覆われた皇居を見た時の感動は忘れられない。夜空の照明に浮かぶ堂々たる大樹。ひっそりとした野辺に一人咲く桜の老木。
聖戦と言われながら悲しい運命を背負ったあの時代の彼等も17才の時。いっそ桜がなければ気を使わずにのどかな気でいられるのに。
17才の岩本蓮加。物怖じせず素直に役に挑戦する姿。真剣で行儀正しい人柄は、これからの俳優人生を確かなものとして満開の花を咲かせるであろう。
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