11月14日(土)から公開される映画「ランディーズ」の完成披露試写会が4日、都内で行われ、出演者の川村陽介、浅利陽介、木南晴夏、聡太郎、久保田悠来、増田修一朗、高橋努、脇知弘、伊崎央登と、藤原健一監督、原作者の永田晃一氏が舞台あいさつを行った。
本作は「Hey!リキ」で知られる永田氏の同名漫画を実写映画化したもの。けんかで負け知らずの桜井蘭(川村)と須藤ケンジ(浅利)が営む便利屋“ランディーズ”と、蘭に因縁のある武史(伊崎)率いるギャングチーム“ジャイアンズ”が、東京・池袋を舞台にぶつかり合う青春アクションだ。
映画「ROEKIES−卒業−」('09年)の桧山清起役などで注目を集め、本作が初主演となる川村は「男だけの現場はお互いに腹を割って話すことができて、雰囲気がとても良いので好きです。でも、ここ1年以上、男ばかりの現場が続いているので、そろそろラブストーリーもやりたいという気持ちもあります」と本音を漏らし、会場からは笑いが起こった。
ヒロイン・星野美紅を演じた木南は、男ばかりの現場の感想を聞かれ、「とっても目の保養になりました。こんなに男らしくて熱い映画に紅一点として出させていただいてうれしいです。アクションシーンがすごく格好いいので楽しみにしてください」と男性陣の魅力を強調した。
藤原監督は「キャストおのおのがいろいろ考えてお芝居をしてくれて、みんなが一つになった感じが作品に出ていると思います。たくさんの方に見ていただきたいのでこの映画が広がるよう宣伝をお願いします」とPR。さらに、永田氏も「このお話を頂いた際に、監督には“僕を一番楽しませてください”とお願いしていました。原作以上の仕上がりになっていると思います」と太鼓判を押した。
最後に川村は「初めて映画で主演を努めさせていただき、不安はあったんですが、同年代のすてきな仲間に恵まれて撮ることができました。皆さんにお届けすることができるのを幸せに思っています。映画を見てスカッとしていただけたらいいなと思います」と作品の見どころをアピールした。
11月14日(土)よりユーロスペースにてレイトショー 以降全国順次公開