大阪出身のダンス&ボーカルユニット・大阪☆春夏秋冬が、8月27日に神奈川・横浜アリーナで開催されたアイドルポップカルチャーイベント「@JAM EXPO 2020-2021」に出演した。
ストロベリーステージにMAINA、MANA、EON、YUNA、RUNAの5人が登場し、レゲエのリズムが心地いい「SUNSHINE LOVE」でライブがスタート。ゆったりとした雰囲気から一変、パワフルでアップテンポな「NO-LIMIT」と「Brave Soul」を立て続けに聴かせて熱くする。
あらためて会場を見渡して、EONが「エグいねぇ!」とその大きさに驚き、「スーツの人、絶対会社休んで来てるやん。仕事帰り? 怪しいなぁ(笑)」と得意の客いじりで雰囲気を和ませた。
MCではゆったりした雰囲気を作り出していたが、MAINAが「@JAM!皆さん、楽しんでますか?」と呼び掛けて「BABY CRAZY」が始まるとすぐさま熱いライブモードに。「さぁ、まだまだいきましょう!こんな時代になってしまったからこそ、あなたに届けます!」と全編英語詞の「Start Over」でテンションアップ。
「先日まで私は周り全員がコロナになっちゃって、すごく寂しくなって、つらくて、悔しくて、どうしたらいいんだろうってマジで思って…。ある人の『ごめんね』って言葉、絶対聞きたくなかったのに、『ごめんね』って言われて…。また胸が痛くなって、つらくなって。『あぁ、どうしよう』って思った時、支えてくれたのがファンの方でした。『大丈夫だよ』『一緒に頑張っていこうね』って、そんな言葉たちが私を救ってくれました。だから次は、今このステージに立ってる私たちが、見てくれているファン一人一人に勇気とか笑顔を届けることだと本気で思いました。
ここに着いた時、涙が止まらなくて、どうすることもできないんだなって思ったらすごく悔しくて。でも、今、みんなに伝えたいことはただ一つ。“笑顔になってほしい”ということです」と、MAINAが涙をこらえながら思いを伝え、「最後の曲は、あなたに『明日もまた笑えるよ』『希望を持って生きようね』って思いを込めて歌います。良かったら手を挙げてくれませんか? 一緒に乗り越えよう」と呼び掛けて、ポジティブなメッセージが込められた「その手」で締めくくった。