熊崎「ファンではない方がSKE48を知っていただくきっかけになれば」
――今回のロケ地はSKE48にとっては懐かしい場所だったとも伺ってるんですが。
熊崎:そうなんですよ。「前のめり」(2015年)のMVで行った島なんです。
菅原:場所はちょっと違うんですけど、同じ浜で撮りました。
熊崎:うれしかったよね。MVを見てたから、ファンの人みたいな気持ちで「ここ映ってた」っていうところを見つけたりして (笑)。
――撮影合間とかで、印象に残るようなことってありましたか?
熊崎:「前のめり」の時に、須田亜香里さんがメンバー2人とナマコを持った写真を撮っていたんですけど、それを須田さんと美澪ちゃんと私で、同じ場所で再現しようっていうことになりました(笑)。
美澪ちゃんと私はナマコに触れなかったんですけど、亜香里さんが持って(笑)。当時と同じ場所、同じ表情で写真を撮ったので、そのオフショットをどこかに載せられればいいなって思ってます。
――菅原さんはどうですか?
菅原:ヤドカリがたくさんいて、ずっとカメラマンさんと一緒にヤドカリを見て遊んでました(笑)。そうしたら、島の管理人の方がヤドカリの赤ちゃんをたくさん連れてきてくれたんです。
ヤドカリって触るとちょっと殻にこもっちゃうじゃないですか。それでマネジャーさんと一緒に「どれが最初に出てくると思います?」って予想したりして。
あと、「くまさん、きれいな貝殻を見つけたからあげます」ってヤドカリを渡しました。「あ、いいターゲットがいる♪」と思って(笑)。
熊崎:最悪(笑)。
菅原:小学生みたいな遊びをして…(熊崎の方を見て)楽しかったですよね?(笑)
熊崎:それ茉椰ちゃんだけ(笑)。
(近くにいた須田と林が少し話に加わって――)
須田:美澪ちゃんに「小学生そんなことする?」って聞いたら「いや~、しないですね」って言ってるけど(笑)。
菅原:マジ? 美澪ちゃん、しない?
林:あ、でも低学年はするかも…。
熊崎:低学年だってよ?(笑)
菅原:美澪ちゃんはこの前行った時にやらなかった?
林:やらなかったですね。
菅原:…まあ、今回は青春の歌なので、私も青春時代を思い出して。
熊崎:戻り過ぎじゃない?(笑)
――(笑)。今作は林さんのセンターというのも1つの注目ポイントだと思うんですけど、お二人は今作のセンターが林さんだと聞いた時、どう思いましたか?
菅原:今までは初選抜の子が後ろの列にいて、初選抜なのにもったいないと思うことが多かったので、その中から美澪ちゃんがこうやって前の方に行けたっていうのは、個人的にはシンプルにうれしかったですね。
熊崎:ファンの方もびっくりしたと思うんですけど、12歳でセンターっていうことで、ファンの方以外にも届くことがあると思うんですよ。
美澪ちゃんはすごく堂々としていて、しっかりしていて大人っぽいところもあるから、「本当に12歳!?」みたいな驚きから、ファンではない方がSKE48を知っていただくきっかけになればいいなって思います。
美澪ちゃんがセンターに立つことで“新生SKE48”が始まったっていう感じも出てくると思うので、いろんなところでこの曲を披露したいと思いますし、音楽番組にも出たいです。