“キントリ解散”まであと15日 救世主・弁護士役で大塚寧々が天海祐希と12年ぶりの共演「本当に心強かった」<緊急取調室>
「緊急取調室」第8話あらすじ
「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」解散まで15日――。真壁有希子(天海祐希)らキントリの面々が胸をざわつかせる出来事が起こった。
国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑糾弾を叫び、ハイジャックを敢行した大國塔子(桃井かおり)の“急死”が報じられたのだ。
自らが機内に持ち込んだ爆弾は“偽物”だったと証言し、「処理中に爆発した」という警察の公式発表を覆した直後の病死。塔子の証言が真実であることを知る有希子らは、何か裏があると直感する。
ところが、宮越とつながる刑事部長・北斗偉(池田成志)が、キントリが動き出す前に先手を打つべく、“最後の大仕事”を持ち込んでくる。
その大仕事とは、ネット通販会社の物流センターでアルバイトをする主婦・上原あゆみ(宮澤エマ)が、倉庫内で強引に交際を迫ってきた社員・桜田剛(須田邦裕)を振り払い、誤って転落死させてしまった事件の捜査。
故意に殺した可能性も否めないため、あゆみはもちろん、同日に出勤していた従業員やアルバイト全員にも事情聴取をしろという。
さらに、この事件を無事に解決すれば、キントリ存続の可能性もあると加える北斗。だが、その真意は「塔子の死とハイジャック事件の真相を詮索しなければ…」ということにほかならなかった。
そんな中、有希子と菱本進(でんでん)は、一貫して「自分が被害者を突き落としてしまった」と主張するあゆみの取り調べを開始。
ところが、この事件の捜査はやがて“未曽有の大事件”を誘発。あろうことか菱本が単独捜査に走った挙げ句、逮捕されてしまう。
さらに、塔子の国選弁護人だった羽屋田空見子(大塚寧々)が突然、有希子を訪ねてくる。