胸キュンシーンを演じながら「これ女子的には良いんだ…」
――今作ではさまざまな胸キュンシーンが出てきますが、お二人が好きな胸キュンシーンやセリフはありますか?
横田:1話で、なほが向坂さんに「他にも、痛いとこあんだろ」って言われるシーンがあるんです。今まで誰にも気付いてもらえなかったところを向坂さんに気付いてもらって、なほはその一言で救われたような気持ちになるというか。誰しもプレッシャーやストレスを感じている部分があると思いますが、その一言を向坂さんに言われたときは、演じながら「心ってこんなに痛くなるんだ…」っていうくらい苦しい気持ちになり、うれしい気持ちにもなりました。
白洲:そのシーンは、なほの頬をつねりながら「他にも、痛いとこあんだろ」って言うシーンだったんですが、つねりながら「これ女子的には良いんだ…」って思いながら探り探り演じました(笑)。ドジな部分や、自分のことより他の人の幸せを優先させたり…なほの内面を拓己が知っていく中で、「守ってあげたい」という気持ちが溢れ出てしまって、頬をつねったというプロセスもかわいいなと思いました。
――白洲さんが、なほを愛おしいなと思うところを一つ挙げるとしたらどこですか?
白洲:やっぱり笑顔ですね。マジで撃ち抜かれるようなキラースマイルをするから、拓己的にはすごく救われるし、時にはまぶしくて見れなかったりします。
――横田さんは、拓己をいとおしいなと思うところはどこですか?
横田:私は、ずっと気を張っていた向坂さんが、なほに「ごめん、弱音吐いた」って言う場面があるんですが、無意識のうちに弱音を吐いちゃったのかなって感じて。そのギャップがいとおしいし、守りたいなって思いましたね。
――デザイン事務所「ソロ・デザインオフィス」のシーンでは、浅香航大さん、草川拓弥さん、石田ニコルさんも登場されますが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
白洲:現場の雰囲気はとっても居心地が良いですね。意外と皆シャイなのか、自分から話し掛けるタイプの人が少ない…(笑)。わちゃわちゃみんなで盛り上がる現場ではないんですけど、そこが心地良いんです。
横田:石田さんの笑い声が響き渡るときがあって、明るい雰囲気になりますよね!
白洲:確かに!良い笑い声だよね。
横田:着替える一瞬だけでも明るい笑い声が聞こえてきて、ほのぼのします。
白洲:航大くんは途中から撮影に入ってきたんですが、気付いたらみんなと話していて。「もうみんなとしゃべれてる!」って驚きました。あと、石田さんと草川さんはめっちゃゲーマーなんです。よくゲームの話で盛り上がってます。俺も話に入りたいな…って思うんだけど、余裕がない(笑)。
――皆さんでお話するときは、どんなお話をすることが多いですか?
白洲:趣味は何ですか?部活何やってたか?とか、他愛もない話をしてます。男同士では、スタジオのベランダでここでは話せないような話も、いろいろしたりしてますね(笑)。
横田:ですって!(笑)。
白洲:ははは!そのくらい仲良くやってます。