2022年1月スタートの菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に伊藤沙莉が出演することが分かった。伊藤が月9に出演するのは、菅田と共演をした「大切なことはすべて君が教えてくれた」(2011年)以来11年ぶり。本作で伊藤は、刑事の中で紅一点の新人刑事・風呂光聖子(ふろみつ・せいこ)を演じる。刑事役を初めて務める伊藤は「刑事だけでなく職業に就いている役をずっと演じたいと思っていたので、まずそれがシンプルにうれしかったです」とコメント。
原作「ミステリと言う勿れ」は、月刊フラワーズ(小学館)で2016年に連載をスタートし、現在発売中の9巻までで累計発行部数1000万部を突破。「この原作は絶対にやりたいと思った」と、主演の菅田をも虜(とりこ)にする田村由美の人気コミックだ。
本作では、菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公の大学生・久能整(くのう・ととのう)が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく。
このたび出演が発表された伊藤が演じるのは、整を事件捜査に巻き込む新人刑事・風呂光聖子。もともとは強い信念を持って警察官になった風呂光だが、男社会の警察組織の中でいつまで経っても刑事として独り立ちできず、心が折れそうな日々を送っていた。
一時は退職を考えていたが、とある事件をきっかけに整と出会い、その鋭い洞察力と観察力に強い感銘を受ける。そして整との出会いによって、警察官への自分の信念に改めて気づき、刑事として成長していくという役どころ。