超ときめき宣伝部、ミニアルバム収録の“サイサイ”すぅ作詞曲は「メンバーのかわいいところをより見つけやすい曲」
アイドルグループ・超ときめき宣伝部(※1、以下“とき宣”)が9月29日(水)にミニアルバム『すきすきすきすきすきすきっ!』をリリース。今作には、日本だけでなく韓国でもTikTokでブームになった「すきっ!」の新録バージョンや、SILENT SIRENのすぅが作詞した「ラヴなのっ」(※2)など全6曲が収録される。
今回はとき宣の6人にインタビューを行い、収録楽曲のレコーディングの様子や新録楽曲のオリジナルから変わったところなどを聞いた。
同世代のファンの増加に「TikTokってすごいなって思いました(笑)」(小泉)
――今回のミニアルバムの1曲目にはTikTokでバズった「すきっ!」(2018年)が「~超ver~」として収録されます。
坂井仁香:超ときめき宣伝部になって、今のメンバーで再レコーディングをさせていただきました。バックサウンドが前と全然雰囲気が変わっていて、よりかわいくてポップな印象になっているので、今のとき宣の元気で明るいイメージに合った音源になってるんじゃないかなって思います。
辻野かなみ:私は長いセリフがあって、そこを前はおとなしめの女の子のイメージで言っていたんですけど、今回はアニメに出てくる主人公の女の子みたいなイメージで、もっと強弱をはっきりさせるようにしました。
――MVもまた新しく撮影したんですよね。新MVはどんなコンセプトやテーマになっているんですか?
辻野:今回は“青春”がテーマになっていて、制服衣装とアイドル衣装の2パターンを着させていただきました。今、TikTokでも学生の方がこの曲を使ってくれることが多いので、そういう方たちが見て共感しやすいMVになっているのかなって思います。
――MV撮影中に何か印象的な出来事はありましたか?
菅田愛貴:1サビの終わりのところで、みんなで輪になってスイーツを食べたり、写真を撮ったりしているシーンがあるんですけど、そのスイーツがちょっと固まっていたので、みんなで食べるのを頑張りました(笑)。
坂井:痛まないように凍らせてあったんですよね。かなみんと愛貴ちゃんがチュロスを食べてたんですけど、「撮影始まります」ってカメラが回ったのに、2人共全然食べられてなくて(笑)。
辻野:冷凍庫から出したばっかりだったからね(笑)。
菅田:でもおいしかったです(笑)。
吉川ひより:あと、屋上で撮影したシーンもあって、多分爽やかに映っているかなって思うんですけど、ものすごい強風でした(笑)。みんなヘアメイクさんに髪の毛を小まめに直してもらってました。
坂井:待機してる場所はすっごく風が強くて飛ばされるんじゃないかって思ったんですけど、MVを撮る場所だけ風が弱いところで、風が味方してくれました。
――杏さんと小泉さんはいかがですか?
杏ジュリア:この「すきっ!」が、私がとき宣の曲の中で初めて聞いて、初めてMVを見た曲だったので(※3)、最近になってTikTokでバズったのも運命なんじゃないかなって思ったし、こうやってミニアルバムのリード曲としてMVをまた撮ったりして、いろんな方に知っていただけてうれしいなって思っています。
小泉遥香:私たちはグループを結成して7年目になって、たくさんライブなどをさせていただいて宣伝部員(※4)さんも増えてくださったんですけど、ここまで急に私たちと同世代の方に知ってもらうって機会はなかなかなかったので、TikTokってすごいなって思いました(笑)。
私たちはオンラインイベントをやってるんですけど、「すきっ!」で知ってライブに行きましたとか、YouTubeでライブ映像を見てファンになりましたとかって話も多くて。SNSやYouTubeが自分たちを知ってもらうきっかけになってうれしいです。
「すきっ!」もすごくたくさんの方に知っていただきましたし、実際にライブで「すきっ!」をやると会場の熱量が一気に上がるんですよ。それもすごいなと思って。今までにはない感じがして、私自身も楽しませてもらってます。