「まるで母親にほめられた子供のような…」
劇中での2人の共演シーンは、第12回(5月2日放送)、慶喜が京都守護職を任じられ京へと上がった文久2(1862)年夏以来のこと。
さらに、2人きりのシーンとなるとその1週前、第11回(4月25日放送)で描かれた寝所の場面が最後で、放送ベースでも実に4カ月ぶりとなる。当時「将軍後見職も飾り物であった…」と本音をこぼす慶喜にそっと寄り添う美賀君に視聴者からも「素敵な2人」「深くわかり合っている感じがいいなぁ」の声が上がっていた。
慶喜と美賀君の再会シーンは、長い間離れ離れになっていた2人の時間がみるみる巻き戻るような、厳かな感動に包まれた。視聴者からも「美賀君に『よく生きていてくださいました』と言われた時の、まるで母親にほめられた子供のような表情が胸に突き刺さった」「愛おしそうに慶喜の頬を撫でる美賀君、そんな彼女を子どものように見つめる慶喜。2人の強い心の結びつきが感じられるシーンだった」「美賀君の芯の強さと2人の絆が尊い…」といった声が上がった。
劇中での共演シーンは数えるほどだったにもかかわらず、再会の場面でこれほど視聴者の心を動かした草なぎ&川栄にも「つよぽんと川栄さんの演技に引き込まれた」「離れ離れになっていた2人の思いを想像させる豊かな表情、演技。見事だった」といった絶賛の声が上がった。