清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月28日放送の第97話から、物語の舞台はいよいよ宮城県気仙沼へ。そんな“気仙沼編”初日、市役所職員役で同県出身の山寺宏一が登場し、たちまちTwitterのトレンド入りするにぎわいとなった。(以下、ネタバレがあります)
今週は第20週「気象予報士に何ができる?」(第96~100話/9月27日[月]~10月1日[金])を放送中。お世話になったJテレ気象チームや汐見湯の人々に別れを告げ、百音は地元・気仙沼に帰ってきた。
百音はこの地でゼロから、地域に特化した気象情報を使って新たな事業を軌道に乗せなければならない。手始めに「海のまち市民プラザ」にある市役所出張所の観光課・はまらいん課を訪ねた。“はまらいん”とは、気仙沼のことばで「一緒にやろう」という意味。地元の人の“やってみたい”を応援する地域密着型の部署だ。
そこで姿を見せたのが、観光課兼はまらいん課の遠藤課長(山寺)。百音に「朝のテレビ、見てましたよ!コサメちゃんて、気仙沼のサメですよね?」と気さくに話しかけたかと思えば、突然「なんで戻ってきちゃったの?」と真顔で質問し、ドキリとさせる。一筋縄ではいかなそうな人物だ。
百音が提案する「けあらし観光ツアー」にも「やっぱしちょっと、自治体がやることではないかもしれませんね」と渋い顔。だが、みずから立ち上げたというコミュニティFMラジオ「はまらいん気仙沼」で地域の詳細な気象予報を伝えたいという百音の申し出にはゴーサインを出してくれたようで、百音はさっそくラジオブースで地元での活動の第一歩を踏み出した。