中山優馬が主演を務める映画「189」の予告編とポスタービジュアルが解禁され、12月3日(金)に全国公開されることが決定。また、主題歌は降幡愛が担当し、挿入歌は灯敦生が担当することが明らかとなった。
現在、日本では多くの児童虐待が報告され、全国に児童相談所が設置されているが、その報告件数に対し、現場を支える児童福祉司の人数は決して多くない。同作は、児童相談所虐待対応ダイヤル“189(いちはやく)”に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班を通じて、社会問題を描くヒューマンドラマ。
解禁となった予告編は児童相談所虐待対応ダイヤルの解説から、不条理な暴力にさらされる子どもたちの現状と「パパにたたかれたのはうそです」など不穏なセリフが続き、虐待を受けている少女・増田星羅(太田結乃)の泣き顔が映しだされる。
彼女の心の痛みを代弁するかのように怒りを爆発させた児童福祉司・坂本大河(中山)の「子どもに寄り添う心すらないやつが子どもの命を預かるな!」という熱くまっすぐなセリフや「どんなことがあっても必ず守るよ」という泣きそうになりながらも強い決意を秘め約束するセリフが切り取られている。
また、同じく解禁されたポスターは「“いちはやく”救い出すために―」というコピーと共に、現実を突きつけられたかのような面持ちの中山の姿が映し出され、太陽を背景に小さな命へ手を差し伸べる希望を込めたものとなっている。
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