深川麻衣が出演する映画「僕と彼女とラリーと」が、10月1日(金)より全国公開される。
本作は、2021年11月に「FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイトラリージャパン2021」の開催予定だった愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と、“故郷の仲間たち”との繋がりを、自然豊かな四季折々の美しい景観とともに描き出す、心あたたまるヒューマンストーリーだ。
今回、本作で大河(森崎ウィン)の幼馴染でシングルマザーの美帆を演じる深川にインタビューをおこない、撮影中のウラ話や役への思い、両親とのエピソードなどを聞いた。
深川麻衣インタビュー「(撮影は)地元にいるような感覚でした」
――本作の撮影を振り返っていかがですか?
今回、愛知県豊田市、岐阜県恵那市の方々のご協力で約一か月撮影させていただきました。ここまで長い期間地方で撮影する機会もなかなかないので、そのぶん皆さんと一緒に過ごして絆も深まりました。セリフの中で方言が出てきますが、私の地元である静岡でも使う方言や似ている表現があったので、地元にいるような感覚でした。
――今回演じられた、“地元で暮らすシングルマザー”の美帆という役について、どのような印象を持ちましたか?また、演じる上で意識したことはありますか?
美帆は離婚を経験して今はシングルマザーという役で、離婚の理由を明かしたくない事情があったり、これまで傷ついたこともたくさんあったと思うんですけど、それを表に出さずいつも明るく努めている女性なので、撮影中は常に明るくいようと心がけていました。
美帆なりに色々と紆余曲折あるのですが、自分のことだけでなく幼馴染の大河(森崎)や周囲の人たちを自然にサポートできる人物だと感じました。