深川麻衣「(両親からの応援は)照れくさいけど、愛を感じて嬉しい」
――幼馴染・大河役を演じた森崎ウィンさんの印象はいかがですか?
森崎さんとはお会いするのが初めてなので、「どんな人かな‥」と想像しながら撮影に臨んだんですが、初日からすごく明るく気さくな方で、現場を盛り上げてくださいました。元々グループに所属していたという境遇も似ていましたし、普段お仕事で同世代の方に会うことも少ないので、「この学年頑張っていこうね!」って話をしたり(笑)。あとはミャンマー語を少し教えていただきました。
――地方撮影の際、深川さんが必ずやっていることやルーティンはありますか?
地方だと、絶対に自分のパジャマを持って行きますね(笑)。ホテルの部屋着だと寝ている時落ち着かなくて…家からパジャマを持っていくのが遠征の時のこだわりです(笑)!
――撮影中は地元を思い出す機会もあったとのことですが、なかなか会うことが難しい昨今、ご家族とはお電話でお話されることはありますか?
母親とはよく電話をしています。たわいのない話が多くて、テレビ電話で実家の犬を映してもらったり、「この料理が美味しかった」と母が教えてくれるので、自分も作り方を真似してみたりしています。
やっぱり両親って偉大だなと思うのが、私が出ている作品は全部見てくれているし、出ている雑誌は切り取ってファイルに入れたりして、すごく愛を感じるんです。たまに、私が把握していないことまで知っていたりして、「これが情報解禁になったよ」と教えてもらって私が気づくことがあります(笑)。あとは実家にポスターを貼ってくれていて、「恥ずかしいからやめて~!」って言ってたんですけど…照れくさいけど、愛を感じて嬉しいです。
――2021年も残り少ないですが、振り返っていかがですか?
2020年は、状況が一変したことで現場がストップすることが続いたので、少し落ち込んでいたこともあったんです。でも落ち込んでいてもしょうがないから、楽しく過ごすためにどうしたらいいかを考えていました。
2021年になってからは作品も復活してきて、7年くらいずっと言っていた「時代劇がやりたい」という夢も叶って色々な作品に出会うことができたので、めまぐるしかったけど楽しくて幸せな年になりました。
――最後に、これから映画「僕と彼女とラリーと」を見る読者にメッセージをお願いします
なかなか人に会えない状況ですが、そういう状況だからこそ、見ていただける方に絆とか家族とのやり取りの温かさを感じてもらえる作品になっていると思います。
皆さんにとって、大切な人とのご縁を繋ぐきっかけや、夢を後押しするきっかけになる作品になればすごく嬉しいので、ぜひ大きなスクリーンで壮大な風景とラリーの映像を楽しんでもらえたら嬉しいです!