香川照之、幻の「赤とんぼ」の魅力を伝える『アカネ属が減っていることを証明したい』<香川照之の昆虫すごいぜ!>
香川照之が昆虫のすごさと面白さを伝える「香川照之の昆虫すごいぜ!」の新作が、11月3日(水)[朝9:00-9:30、NHK Eテレ]に放送される。放送に向けて、香川からコメントが到着した。
今回のターゲットは“赤とんぼ”
同番組は、「人間よ、昆虫から学べ!」をテーマに、香川扮(ふん)する“カマキリ先生”が虫を求めて野原を駆け回り、ほとばしる昆虫愛を語るバラエティー。
2021年秋にカマキリ先生が選んだターゲットは「赤とんぼ」。カマキリ先生は、人間たちへ昆虫を代表して訴える。日本には“赤とんぼ”という種のトンボはおらず、童謡「赤とんぼ」で歌われたのは「ナツアカネ」と呼ばれるトンボだという。
他にも秋になると田んぼで見かける「アキアカネ」などこれらアカネ属のトンボが、米作りとともにあった日本の里山の風景を赤く彩ってきた。ところが、減反や稲作の変化によって、トンボのすみかである田んぼの環境が変わる中、全国で赤とんぼが激減していると報告されている。
この異変にカマキリ先生は「捕れないことで、アカネ属が減っていることを証明したい!」と、番組では前例のない「ゲットできない!」宣言をしての昆虫採集がスタート。
さらに、スタジオでも、このままでは日本の空から赤トンボが消えてしまうと、いつになく真面目なカマキリ先生が、子カマキリたちへ熱い授業を行う。
今回、“子カマキリ”として出演するのは、寺田心と安本彩花(私立恵比寿中学)。