今年の9月でデビュー4周年を迎えた、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)。5月に発売した1stアルバム「全部、内緒。」がオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得、8月に発売した9thシングル「ウィークエンドシトロン」では「MUSIC STATION」に初出演を果たすなど、今年に入ってから快進撃が続いている。
女性誌のモデルやバラエティ番組など、メンバーそれぞれが個性を生かして活躍している=LOVEのメンバー。その中でも、並々ならぬ“アニメ愛”を持つことで知られている野口衣織が、WEBザテレビジョンで「神セリフからアニメを語る」新たな切り口の連載を開始!(月1回更新予定)
記念すべき第1回目では連載スタート特別編として、アニメとの出会いやアニメに対する熱い想いを語ってもらった。
「うた☆プリ」との出会いは、衝撃的でした(笑)
――アニメファンの間でも知られているほど、“アニメ好き”で有名な衣織さん。最初にアニメを好きになったキッカケは?
元々、小さい頃からアニメが好きだったんです。野球をやっていたお兄ちゃんに影響を受けて「メジャー」とか、週末の朝に放送されていた「プリティーリズム」、「FAIRY TAIL」、「ジュエルペット」とかを見てましたね。でもその頃はアニメ好きというより、放送していたアニメが面白かったから見ていた、という感じでした。
「2次元が好き!」「これから色んなアニメを見よう!」と思ったキッカケは、「うたの☆プリンスさまっ♪」(通称「うた☆プリ」)です。たしか、「Rの法則」(2011年~2018年、NHK Eテレ)っていう番組の特集で主題歌の「マジLOVE1000%」が紹介されていて、それを見たときに1回聞いただけで曲を覚えちゃったんですよ。キャラクターは髪の色も目の色もカラフルだし、第一印象は「こんなキャラクターいるの!?」「なんだ、このグループは!?」って衝撃的だったんですが、いつの間にか虜に…。そして当時、既に1期の放送は終わっていたので、2期から見て完全にハマったという流れだったと思います。
――その後に見始めたアニメも、「うたの☆プリンスさまっ♪」系が多かったんですか?
そうですね。同じ路線でいうと、「薄桜鬼」や「ツキウタ。」、「DIABOLIK LOVERS」などを見ていました。私は元々、恋愛ゲームが大好きで、ガラケーで「誓いのキスは突然に」とかをやっていたんです。1人の女の子のことを色んなイケメンが好きっていう、恋愛ゲームの逆ハ―レム状態を自分に投影するのが楽しくて!「うたの☆プリンスさまっ♪」も恋愛ゲームから生まれたアニメだったので、沼だったのかなと(笑)。
「このキャラの、こんな部分を知っているのは私だけ」みたいな、特別な感情を持てるのが恋愛ゲームの好きなところなんですけど、アニメに関してもそういう新しい視点があることを「うた☆プリ」で初めて知ったので、そこが虜になった大きな理由だったのかもしれません。