声優・アーティストとして活躍しながら、ロシア文化やミリタリー、昭和歌謡やメタルロックなど、多彩過ぎるサブカル趣味から生まれるディープなトークにも定評がある上坂すみれ。2021年、声優デビュー10周年&アーティストデビュー8周年を迎える彼女の最新シングル「生活こんきゅーダメディネロ」が、10月27日(水)にリリースされた。
放送中のアニメ「ジャヒー様はくじけない!」(テレビ朝日系)第2クールオープニング主題歌でもある表題曲は、タイトル通り、生活苦をポップに(?)歌った王道電波ソング。今回、上坂のルーツでもあるという“電波ソング”への愛や新曲について話を聞いた。
――「生活こんきゅーダメディネロ」はヒャダインこと前山田健一さんが作詞作曲を手掛けています。
上坂 すごく久し振りにお会いして、のほほんと雑談をしているうちに“ダメディネロ”という言葉を入れたいですねっていう話になりました。「イジらないで、長瀞さん」(上坂がヒロインを演じ、主題歌も担当)が南米で人気があるらしいという話から、キャラクターの特徴も似ているというところで、ラテン系のノリを入れようとなったんです。タイトルの「ダメディネロ」は「お金をください」っていう意味のスペイン語なんですけど、「いい言葉ですね」って(笑)。最初にそこが決まりました。しばらくして曲をいただいたら、“ダメディネロ”が活躍していてうれしかったです。
――これぞ電波ソングという、ハイテンションな楽曲ですね。
上坂 私は電波ソングが好きなんですけど、最近やや陰りを見せているので、ここで“インターネット”を感じる激しい電波ソングが歌えて良かったです。
■上坂すみれ「生活こんきゅーダメディネロ」
10月27日(水)発売
初回限定盤(CD+Blu-ray)1980円
通常盤/期間限定アニメ盤(CD)各1430円
表題曲は前山田健一が作詞作曲を手掛けた王道の電波ソング。ほか、上坂自身が作詞を担当した2曲を含む全3曲を収録。初回限定盤のBlu-rayにはMVやメーキング、YouTube番組「上坂すみれのおまえがねるまで」の番外編も。
※上坂すみれ公式Twitter
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