魔法少女にラーメン屋…MVでは5変化
――MVについてはいかがですか?
上坂 今回も非常に頑張りました。魔法少女とOL、ラーメン屋さんに交通整理の人、そしてもやしTシャツの人…と5人キャラクターが登場するのですが、何とか1日で撮りきることができました。お気に入りはラーメン屋さんですかね。一生で一回くらいラーメン屋さんで働いてみたかったので、エプロンを付けて、台を拭いているときが楽しかったです。バイトといえばマックかラーメン屋っていう憧れがあります。
――MVは魔法少女がバイトをしてお金を貯めて変身し、怪獣と戦うというストーリー仕立てです。
上坂 魔法少女さんの衣装がよく着ているお洋服に一番近いので、とてもやりやすかったです。今回ゲストとして怪獣も来てくださいましたし。怪獣と戦うときは、特にアクション指導などはなく、素人の私が自由に頑張って攻撃しています(笑)。
――MVではアクションにも注目ですね。カップリング曲については?
上坂 「ものどもの宴」は、YouTube番組「上坂すみれのおまえがねるまで」のテンションを“夜の謎の宴”みたいな感じでイメージを広げました。ロマンチックになりそうな、そうでもないような、構成の激しい曲ですね。途中のオペラのようなパートも、ほぼ人力で歌っています。
「ドロップス」は、私があまり歌ったことがないようなゆったりした楽曲で。作詞はとても苦しみましたね。“何でもない暮らし”というような、私の理想の休日の過ごし方を書きました。
――どの曲も個性的な、バラエティー豊かな3曲ですね。
上坂 運動、運動、休憩と繰り返していただける1枚になっています。脈略がないように見えますが、全てが暮らしに基づいている歌なので、皆さんの暮らしのお供にしていただけたらうれしいですね。
■上坂すみれ「生活こんきゅーダメディネロ」
10月27日(水)発売
初回限定盤(CD+Blu-ray)1980円
通常盤/期間限定アニメ盤(CD)各1430円
表題曲は前山田健一が作詞作曲を手掛けた王道の電波ソング。ほか、上坂自身が作詞を担当した2曲を含む全3曲を収録。初回限定盤のBlu-rayにはMVやメーキング、YouTube番組「上坂すみれのおまえがねるまで」の番外編も。
※上坂すみれ公式Twitter
※上坂すみれ公式Instagram